犯罪そのものの東京新聞の取材

東京新聞の異常な取材経緯が明らかになった。
 
安倍政権時にコロナ対策の一環として配布されたマスクの単価や規格決定の経緯を知ろうと東京新聞厚労省に情報開示を求めたそうなのだが、結果は不開示。それでもそれを調べるべく担当職員に取材したまではいいが、そこで東京新聞記者は机を叩いて怒鳴り付ける等の恫喝行為、と言う暴挙を仕出かし、厚労省が抗議する、と言う事態になったと言う。東京新聞事実を認めて謝罪したと言うが…
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf39cca332fe5efeca13be30085215f5d0785dcb

 

 


東京新聞自らもこの一件を報じているだけまだマシだが、9月4日にはこの件で3時間45分も当該職員に食らい付いたと言う。それは最早「取材」ではなく「業務妨害」としか表現出来まい。そして相手が公務員なのだから「公務執行妨害」であり、しかも資料を強奪する等の行為まであったと言うのだから暴行罪が成立している可能性すらある。要するに犯罪行為そのものなのだから「紙面で謝罪」で済む様な話ではない。東京新聞の言う「ジャーナリズム」とはそういう物だったのである。これではやっている事はヤクザと変わりない。
 
 
東京新聞のした事とはそういう事。
 
マスコミとして「知る権利」がある事は否定しないが、その全てが正義とは限らない。また、マスコミの役目に「政権監視」と言う要素がある事も確かだが、それは「政権批判」と言う意味だけではない。東京新聞はそういう基本中の基本からして吐き違えているとしか思えない。東京新聞には安倍政権時に官房長官への執拗かつ異様な質問(?)で有名になった記者がいるが、コイツも暴力的行為があったかどうかの違いだけでやっている事の本質としては今回問題になった記者とそう大差ない。要するに東京新聞自体の体質そのものに原因があるのではないだろうか?「記者としての矜持」の在り方が根本的に間違っているからこの様な記者が量産されてしまうのだろう。当該職員の処分とか、上司の謝罪だけでは済まない理由はそこにもあると言えるだろう。
 
東京新聞にはそういう精神はない。
 
マスコミは自らの主張こそが正論であるかの如く発信するが、その裏ではこの様な事も平気で行っているのだ。実際不肖筆者もあるTV局の取材受けた際、警察からの要望で答えられない内容にはその様に返答したにも関わらず執拗に食い下がられた経験がある。その記者も最終的には「人に物を聞きに来た」態度ではなかったが、こういう事は東京新聞に限らずマスコミ全体の問題なのだとも言える。東京新聞以外のマスコミも他人事で済ましてはならない。マスコミが「マスゴミ」呼ばわりされるのはこういう事にも原因があるのだから。