国会開幕冒頭の立憲幹部の失言

※コイツ失言が多いよな。
 
臨時国会が開幕した。その初日の立憲民主党党会合の場で国対委員長安住淳が国民民主党が野党統一会派から離脱した事に触れた一節で
 
「もう一つ消えれば本格的に我が党の時代が来るんじゃないか」
 
等と発言したと言う。コイツの軽薄な性根は何処まで行っても治らないらしい。
 

 

 


 

他者をとやかく言う前に先ずは自分の党の中身のない人間をどうにかすべきだろう。こういう奴を国対委員長と言う重要ポストに付けている、と言う時点で立憲民主党の深刻な人材不足が露呈している、と言うものだ。
 
安住淳の発言の「もう一つ消えれば」は立憲民主党への合流を巡って分裂気配が濃厚な社民党が念頭にある様だ。社民党は解党しての合流を断念。各議員の個別の判断に委ねる形を採る模様だが、仮に社民党が解党して全部立憲民主党に合流した所で現在の国会議席数の趨勢に影響を及ぼす程の事ではない。また、そうなってもどの世論調査を見ても野党全部足しても自民党の支持率には到底及ばない訳で、安住淳の言う「本格的に我が党の時代が来る」と言うのは
 
「野党と言う『お山の大将』」
 
の域を出ないものでしかない。それで満足、と言うなら立憲民主党の言う「政権交代」など永遠に不可能だし、その程度の認識しか持てない人物を国対委員長にしている事自体が根本的に国会を舐めているとしか思えない。と、言うか立憲民主党はこういう奴を国対委員長にするよりない程人材不足が深刻なのだろう。「中身がない」のは菅首相所信表明演説より立憲民主党そのものである、と言う証左だ。
 
一方の社民党の情勢を見ると現状4人の議員の内、3人が立憲民主党に合流する公算だと言う。1人(=福島瑞穂)は確実に残るし、「国政選挙での得票率2%以上」と言う条件での「政党扱い」なのでここで社民党が分裂しても社民党が政党要件を失う事はない。有象無象に違いはないが、非常にしぶとい。引導を渡されるのも時間の問題だろうがいずれにしてもコイツ等の行く末など既に日本の政治の趨勢に何ら影響を及ぼすものではない事に変わりはないのである。
 
前述した様に野党同士がどうなろうが現状では「自民党一強」は小揺るぎもしないし、安住淳の発言通りの展開になったとしても
 
「野党と言う有象無象の中での『立憲一強』」
 
にしかならない。そうなってしまう理由は明快で
 
「『悪夢の民主党政権』が国民の政権交代に対するトラウマになっている」
立憲民主党自身がその国民のトラウマを払拭出来る存在にはなれない」
 
事が原因である。だから「野党と言う有象無象の中での『お山の大将』」で満足してしまうのだろう。
 
思想が左に傾くと理想だけは壮大でそれを雄弁に語るが、現実はこの程度のものでしかない。そんな口先三寸に騙される方がどうかしているのだ。そしてこんな奴等が本当に政権を盗ったらどうなるかは「悪夢の民主党政権」で実証済みだ。コイツ等の時代などこっちから願い下げすべきなのである。
 
その意思を明確に示す為にも我々国民は次回の総選挙でコイツ等国賊野党に
 
「明確なNO」
 
を突き付ける必要がある。コイツ等には政治に関わらせない。それが「日本の為」必要な事である。今回の安住淳の発言はそれを裏付けるもの、と言う意味はあるかも知れない。