傲慢さを増す一方のNHKの提案

※ふざけるなよNHK
 
NHKがまたもや暴挙に出た。NHKの受信料を不当に逃れる人から割増金、と言う提案をしてきて、しかもそれを法制化してくれ、と言うのだ。その前にやるべき事はある筈なのだが、そこには決して触れないのは卑怯である。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/401bc4496b4138a68d2c01b2ad2c7885244002db

 

 


この提案と言い、見送られたものの「テレビ設置の届出義務」等、NHKは露骨に「受信料徴収を確実に行う」狙いの提案ばかりしている。その前にやるべき事はあるのだが、まずはそれを行ってから、と言う事には決して触れない。
 
確かに自身の意思で契約した以上、受信料を支払うのは当然の事であるのは論を待たないが、NHKを見る事はないのにテレビを買った時点で受信料の支払い義務が発生する現状のシステムこそが問題であり、NHKが「受信料を不当に逃れる人から割増金を取る」のであればそこをセットで改革しなければ意味はない。
 
どの放送局の番組を視聴するかは完全にテレビを買った人の自由の筈だが、「NHKを見ない自由」は保障されていないどころか認められていない。テレビの所持は健康保険とは訳が違うのは明白なのだからそこまでの義務を負わせるのはおかしいし、NHKは「公共放送」かも知れないが、「国営放送」ではない。そこまで言うのであればNHK局員は全員公務員としての立場を受け入れ、経営方針から放送内容まで国家の支配を受け入れるか、スクランブル化して国民に「NHKを見ない自由」を保障するかしなければならない。自分達の立場は安泰のまま、国民に新たな義務や負担を強いるなんて傲慢にも程がある。それがNHKの実態dなのであろう。
 
個人的な事ではあるが、不肖筆者は受信料を支払う意思はないのでテレビなど持ってはいないし、携帯はワンセグ非対応機種にわざわざ変更している。現状ではそこまで徹底しなければNHK受信料を支払わない様には出来ない。そしてそれは契約締結に来た際にキチンと明示して反論の余地も与えていないのだが、そういう情報をNHKは共有していない。数ヶ月もすれば事情を知らない別人が普通にやって来て「受信料契約締結を」等と言ってくるのである。そこで来た本人に非はないとしても、そういう事情を明示して「受信料契約締結をしない」意思も明確に伝えているのにコイツ等はそういう情報を共有していない。そういう杜撰な体質を先ず改善してから一昨日に都合を聞いてから来るべきなのだが、そういう事にはなっていない。こういう所から改善しなければNHKは国民の信頼を得られないし、そもそも「受信料を不当に逃れる」人は根絶出来ない。NHKは先ずこれを理解すべきなのである。
 
NHKは「公共放送」と言う立場を悪用して自分達の既得権益を確固たるものにし、更に肥え肥る事を画策していると受け取られても仕方ないレベルにまで増長している。一般企業なら自社の利益を追及しても何ら問題はないどころか当然だが、あくまで「公共放送」を名乗るのであればそれに見合った品格が必要だ。少なくとも現在のNHKにそれはない。NHKは提案の前に先ずは「公共放送」相応しい品格と体質の改善が必要だ。言いたい事はそれが出来てからにしてくれ、と言うのが答えなのである。