成立させて当然の自国国旗損壊罪

※この法案は成立させて当然。
 
自民党の一部議員が「国旗損壊罪」を創設する法案を再提出する様に申し入れた。今までそれがなかった事自体が異常なのであって反対する理由など一切合切ないと断言して良い。
 
https://www.sankei.com/politics/news/210126/plt2101260034-n1.html

 

 


現行法では外国国旗を損壊、汚損した場合の罰則はあるものの、何故か自国の国旗に同様の真似を仕出かした場合の罰則はない。その時点で異常であると言い切って良い。自民党は野党時代に同様の法案を提出したが、その時は同年に衆議院解散があって廃案となった経緯があるが、そこで政権に返り咲いて今まで放置していたと言う訳か。それはそれで立派な怠慢である。
 
法案では罰則は外国国旗の場合と同様の「2年以下の懲役または20万円以下の罰金」とされているそうだが、「20年以下の懲役または200万円以下の罰金」でも良いと思う。と、言うかそうでもしなければ左に傾いたおかしな思想が蔓延しているせいで国旗の重みが伝わらない。
 
国旗はその国を示すシンボルである以上、大切に扱うべきなのは当然だし、日本の主権者である国民の代表である国会議員であれば如何なる党派であれ、反対する理由など一切合切ない筈だ。このニュースが流れるや否や早速拒否反応を示す人間が居る模様だが、そもそも日本の国旗に敬意を払えないのであれば日本国民である必要はない。憲法でも「国籍離脱の自由」は保障されているのだからそういう発想を受け入れてくれる国の国民になれば良いのだ。「日本人でありながら日本の国旗に敬意を払えない」のは思想として異常であり、そんな事を言う人間の主張など無用の長物も良いところ、耳を傾ける価値は皆無である。
 
勿論コロナ対策などやるべき事は沢山あるが、それと別にこれも「国家の尊厳確立する」意味では優先度の高い法案である。今国会で成立させて当然であるし、そうでなければ政権の「国家に対する姿勢」そのものが疑われる事になる。菅首相官房長官だった時、会見に臨む際には必ず国旗に一礼してから会見していただけに理解を示して早期成立に尽力する事であろう。と、言うかそうしなければ保守層の更なる離反を招いてしまい、こういう所から政権の足元は揺らぐ。今年は総選挙があるだけに尚更の事である事は言うまでもない。
 
それ以前に外国国旗を損壊、汚損した場合は罰則があるが、自国国旗に限って罰則がない事自体「自国を差別的に取り扱う」以外の何物でもない。全ての国家は対等な存在である以上、「自国国旗に限って罰則がない」状況こそ差別そのものである。それを解消する事に反対する如何なる理由があると言うのだろうか?この法案が提出され、審議された際、反対する政党があればその政党には議席を与えてはならない。そういう試金石にもなる法案だと言えるだろう。