ジェノサイド同然なミャンマー国軍の蛮行

 

※コイツ等がした事もジェノサイド。
 
3月27日はミャンマーでは「国軍記念日」と言う事でその式典はミャンマー国軍にとって最重要であるらしい。もっとも現在この国ではその国軍クーデターで政権を牛耳っている訳だが、それに抗議する市民を100人以上殺害したのだと言う。その時点でコイツ等に正当性がない事は明白であろう。
 

 

 

そもそもコイツ等がクーデターに踏み切った理由は「昨年の総選挙で政権側に不正があった」と言う事だが、その主張を裏付ける様な要素が提示された、と言う話は聞かない。市民の反応を見ても「選挙結果が自分達の思い通りにならなかったので実力行使に出た」のだとしか思えない。本当に国家国民の為にやった事であれば市民の抗議に実力で対応などしないだろう。コイツ等は自ら「偽善」の仮面を剥がしたに等しい。
 
欧米に限らず世界中から非難の声が上がるのは当然だし、ミャンマーに制裁、と言う流れになるのは必然だと言える。日本も適切な対応を採るべきなのは言うまでもない。こういう所で積極的に動かない事が「日本は人権意識が甘い」と批判される理由になっているのだろう。そういう批判を払拭する為にも日本政府はミャンマー軍事政権に対して積極的に対応する必要があると言えるだろう。「内政問題だから」と言う言い訳は通用しない。人権問題には国境も国の制度も関係ないのだから。
 
記事によればミャンマー国軍は子供にまで負傷者を出している。それの何処に正義があると言うのだろうか?コイツ等のしている事は「偽善」そのものである事はこの事一つとっても明白であろう。こういう連中に好き勝手やらせる事は人類の良識に反する。そういう意味でもコイツ等に自分達の過ちを自覚させる必要があり、その為に国際社会が連携する必要があるのではないだろうか?
 
また、コイツ等のバックに何かいるのか?いるのだとしたらそいつ等も「人類の敵」に等しい。ミャンマー支那にとっては重要な国らしい。真っ先に疑われるが、今のところ支那がこのクーデターに関与した証拠はない。単純に国軍が私利私欲で起こしたとも考えられ、そういう事情の解明も求められていると言えるだろう。いずれにしても傍観して良いものではない事は確かである。