立憲民主党議員の問題発言の代償

 

※自業自得、因果応報、身から出た錆。
 
立憲民主党本多平直。「14歳との同意性交で逮捕されるのはおかしい」発言で大炎上した奴だが、党からの厳重注意では済まず、次期総選挙での公認取り消し、1年の党員資格停止処分と、今更感はあるものの、それなりの処分がされる見通しとなった模様だ。非常識発言の代償が漸く「ある程度」釣り合う形になった訳だ。
 

 

 

コイツの問題発言が明らかになり、そこからこの様な処分になるまで時間はかかったのには「本人が出処進退を決めなかった」事が原因らしい。また、この時の本人の態度が他から見れば「高圧的なものにしか見えなかった」と言うレベルであった事も既に明らかにされている。それらも含めて自業自得、因果応報、身から出た錆でしかない。また、一度厳重注意とした立憲民主党が再びこの件でコイツを処分する羽目になったのは
 
「こんなのを公認したら有権者の反発を招いて他の候補者にも影響が出かねない」
 
事を危惧したとしか思えない。そんな事は容易に予測出来る筈だが、立憲民主党がそれを理解するのにこれだけの時間がかかった、と言う裏返しでしかない。相変わらず危機管理能力が欠如したままで、その欠点は政権を担うには役不足であると断言して良い。コイツが居ようが居まいが、その欠点はカバー出来るものではない事は確かである。
 
こんな奴でも擁護論、と言うか処分撤回を求める嘆願書を提出した立憲議員が居た 模様だが、

 

 

 

その理由として
 
①既に執行部が処分済みの事案であること
②党内からの情報漏洩経緯が不透明であること
③事態の沈静化に逆行すること
 
を挙げているが、当初の厳重注意は発言そのものに対してだが、追加処分の対象となっているのはその当時の本人の態度である。また、情報漏洩の経緯など問題の重大性を軽減する要素にはならない。この件、発言自体の第一報は産経、発言者の特定は朝日と別の、それも思想が真逆の新聞社だったが、要するにどういう立場であろうが看過出来ないレベルの発言だった、と言う事だ。そもそも厳重注意程度で世間が納得する筈もないのは明らかである。また、「事態の沈静化」とはキチンと本人が説明責任を果たしてそれなりの責任を取ってそれに世間が納得して初めて口に出来る言葉であり、本人や党がその尺度を決めるものではない。この件に限らず立憲民主党は不祥事があっても本人が説明責任を果たしてそれなりの責任を取る、と言うケースは稀だった。そういう積み重ねがこの件で世間の納得を得られない大きな要因となった訳だが、それは立憲民主党の体質そのものである。コイツ等も漸くそれを理解してきた、と言う意味ではこんな奴等でも「一歩成長した」と言えるのかも知れないが、その一歩を踏み出すのに余りにも時間と不祥事を積み重ねてきた。これではコイツ等がどれだけ自民党が失政を繰り返しても取って変わる事など永遠に出来ない事には変わりない。
 
「それでも自民党の方がマシ」
 
と言う呪縛からは逃れられないのである。
 
また、この期に及んで本人が出処進退を決められなかった、と言うのは致命的なイメージダウンとなる。結局何処までも
 
「議員の椅子に座り続けて甘い汁を吸いたいだけ」
 
と言うイメージにしかならない。しかも他の政党、特に自民党議員の不祥事については実際には取るに足らないレベルの事でも「議員辞職」を執拗に求めるにも関わらず、である。
 
立憲民主党が世間に受け入れられない理由に
 
「他人に厳しく自分に甘い」
 
事が挙げられる。この件で処分撤回を求める嘆願書を出すなど世間から見れば「まさにそれ」である。まぁ、嘆願書を出したのはコイツの妻なのだが。
 
いずれにしても発言やその態度の代償は「事実上政治生命の終焉」と言う非常に大きなものとなった。が、先述した様に自業自得、因果応報、身から出た錆である。立憲民主党はこの件から学ぶべき事は沢山あるが、それを何処まで理解して実践出来るのか?それが今後問われる事になるのである。コイツ等の学習能力では期待は出来ないが、それだけは確かな事である。本多平直一人のクビを切って済む問題ではない。