高市早苗を次期総裁にするメリット

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※さて、どうなるか?

自民党総裁選が本格化しだした。世論調査の中には「次の総理に相応しい」人物として筆頭に河野太郎、次いで何故か石破茂、そして岸田文雄と言う結果になったのもある模様だが、自民党総裁選は自民党員にしか投票は出来ない。自民党の外の声に意味はないのだが?

それでも本命・岸田文雄、対抗・河野太郎、と言う下馬評に変わりはなく、どちらにしても自民党は「保守」の看板を自ら放棄する様な結果にしかならない。そんな中、ダークホースとなれるか注目なのは高市早苗であろう。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/a90ee2f9d036a39d963054a4c25b70bd9397fac0

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※出馬の条件はクリアした。

高市早苗の支援を表明したのは安倍前首相。これで立候補に必要な国会議員20人の推薦、と言う条件もクリアの目処は立った模様だ。

高市早苗が次期総裁になるメリットとしては

・安倍政権の路線の継承が期待出来る
マスゴミ潰しの期待が持てる
・日本初の女性首相

等が挙げられる。高市早苗は安倍政権で総務相を務めるなど、閣僚経験もあるし、憲法改正の必要性を理解しているなどその主張は現在日本に必要な政策でもある。その点では岸田文雄より期待は出来るだろう。河野太郎は自分なりの主張はあるものの、現状で国益に資するか、で自分の主張を抑える器量はありそうだが、例えば韓国に所謂慰安婦問題で反論する際、向こうは「女性の人権問題」としているだけにその女性から正論で反論されるのが一番痛い。また、それ以外にも謂われなき「女性差別」と言うレッテルにも女性の立場から反論して貰う方が効果的である。その意味では能力が互角でも「女性故有利」とも言え、それならそのメリットは十分に活かすべきではあるまいか?

また、マスゴミ対策だが、総務相時代の国会答弁でマスゴミには「要注意人物」と思われている模様で、支那や韓国にも既に彼女を警戒する論調の記事が出ている模様だ。支那韓国、マスゴミから警戒される、と言うのは「日本が普通の国になる」為に必要な人材である、と言う裏返しだ。それだけでも首相にする意味や価値がある、と言う事だ。

また、総務相時代の国会答弁、あれは法的に「その気になれば」可能だと言っただけで、越権でも問題発言でもない。過敏に反応する程マスゴミには「疚しい事がある」と言うだけの話だろう。自浄すべきなのは奴等の方だ。

また、彼女を総裁にする事で自民党は「女性進出」と言った政策を自ら実践する事になり、国民に模範を示せる。また、「初の女性首相」となればイメージアップにもなる。更に同じ女性同士として立憲民主党のどうしようもない連中との比較も可能になり、違いを示す事で更に有利になれる。

と、高市早苗を次期総裁にするメリットを挙げてみたが、実際には安倍前首相が支援するとは言え、細田派が全面支援、と言う訳ではなく、無派閥の浮動票を何処まで取り込めるかは不透明だ。またこの総裁選の裏テーマが「二階潰し」にあるなら更なる派閥の合従連衡はあり得る事だし、多人数の乱戦となれば支持基盤の弱い彼女には不利な展開になるだろう。何処まで切り込めるかは判らないが、期待を持てる候補である事に変わりはない。自民党がどう対応するかは国民が注目している。自民党が模範を示す事を期待したい。