歓迎すべき台湾のCPTPP加入申請

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※当然の反応。

台湾がCPTPPへの加入を申請した。茂木外相が早速歓迎する声明を出した。支那や韓国と違って価値観を共有出来る相手なだけに受け入れる側もスムーズに交渉に入るべきなのは論を待たない。

支那が加入申請した直後のタイミングなだけに「台湾の支那への対抗心」ではないのか?など憶測を呼ぶが、

「今年は日本が議長国だから」

らしい。…嬉しい事を言ってくれるものだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/9124f88d632841752a6f4e79b6db3755cdf7aa59

台湾のCPTPP加入申請が明らかになった後、蔡英文総統はTwitter

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https://twitter.com/iingwen/status/1440906818943795203?s=19

と、投稿し、台湾として「CPTPP加入の為に下準備をしてきた」事を明かしている。茂木外相は


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※台湾ならクリア可能だろう。

と、決まり文句と解釈出来る発言もしているが、台湾がCPTPPのルールを理解し、それに合わせた体制作りをしてきたのであれば支那や韓国と違って然程問題はないだろう。その上で

「議長国日本」

を見込んでくれているのだから、それに応えるのは「日本の義務」に等しい。

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※CPTPPに関しては支那はまだ門外漢。

だが、「案の定」と言うべきか、台湾の加入申請に支那は猛反発している。だが、コイツ等は「CPTPP」と言う舞台においては

「加入申請しただけの門外漢」

に過ぎず、その分際で文句を言える筋合いではない。余計な口出しは却って加盟国の心証を害するだけだ。

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※台湾を支那より重視すべき理由の一つ。

何なら支那にはこう言ってやれば良い。

「香港が加入申請しても台湾と同様の扱いになる」

と。支那の言う「一国二制度」とやらを前提にしても同じCPTPPに加入申請して香港は良いが台湾はダメ、なんて差別でしかない。それを認めない、と言うのは支那自身が自分達の言う「一国二制度」を否定しているに等しくなる。

だが、CPTPPを台湾と支那の政争の具にしてはならない。本来の目的、価値観に照らして考えれば台湾と支那のどちらが「必要な存在」なのかは論を待たない。日本は台湾の要請に応えると共に他の加盟国にその意義を説いて回らなくてはならないのである。