沈黙は金ならず。
韓国は旭日旗を「日本帝国主義の象徴」と勝手に決めつけているが、この旗の歴史を見ればそうでないのは明らかである。
旭日旗は単なる太陽信仰が起源で政治とは何の関係もない。明治以降軍旗に使われたのは事実だが、旭日旗自体は明治維新以前からあった。
現在でも祝い事や漁船の大漁旗、スポーツの応援、海上自衛隊旗等官民問わず浸透していると言える。日本の国旗は日章旗だが、それに準ずる扱いでもある。
それを理解していないのか韓国は「日本帝国主義の象徴」と歪曲する。何故か？
理由は2010年サッカーアジアカップにある。この大会で日韓戦が行われたが、この試合でゴールを決めた韓国選手の人種差別パフォーマンスを正当化する為であり、主張に根拠はない。
第二次大戦の軍旗が駄目だと言うなら、ドイツはどうなる？事もあろうにナチス時代からの鉄十字のままである。しかしそれを非難した話は聞かない。何故日本だけなのか理由は触れない。実に卑怯なやり口である。
それ以前に日本が旭日旗を掲げて軍隊を朝鮮半島に送って戦ったのは日清・日露戦争の時の話であり、李氏朝鮮や大韓帝国に対する戦争ではない。
そして韓国人は触れないが、日清・日露戦争いずれも日本は朝鮮の独立の為に戦っているのである。
明治維新後の日朝修好条規で日本は朝鮮を清の属国ではなく独立国として扱い（不平等条約だが）、日清戦争に勝って正式に清に朝鮮の独立を認めさせた。その後南下政策を取り、朝鮮半島を植民地化しようとしたロシアと戦って朝鮮半島の独立を維持したのである。
故に旭日旗はその意味では韓国人にとっても独立を助けてくれた旗でもあるのだが…？
更にナチスのハーケンクロイツと違ってそもそも国際法で禁止されたデザインではなく、外国人が見るとクール（かっこいい）と専らの評判で、デザインのモチーフにする人もいるそうだ。
先述の様に旭日旗は政治性がなく、太陽信仰が起源である。これに対しハーケンクロイツにはナチスの思想が表現されている。両者の区別にはそれなりの正当性があるのである。…韓国人以外には、だが。
大体旭日旗が帝国主義の象徴ならば、その旗の元、日本軍将校として戦い、戦後大統領になった人物は誰か？現大統領朴槿恵の父、朴正煕である。
その行為についても触れない。噴飯もののお粗末さである。
早速官房長官が不快感を表明したが、何を遠慮しているか知らないが生温い。もっと厳しく抗議するべきだろう。この法案が成立するなら対抗措置を講じるべきだ。経済制裁しかり、人的交流しかり、である。
今回の旭日旗禁止法案は、言ってみれば「日本」の否定である。そこまでされて黙っている道理はない。大体韓国に後ろ指を指される歴史は日本にはない。
「やられたらやり返す。倍返しだ！」ではないが何もしないのは相手の言い分を認めたに等しく更に図に乗せる事になる。金持ち喧嘩せずは通用しない。沈黙は金ならずである。
