地震は予知出来るのか。

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東日本大震災から三年が経った。一人一人思う事のある日だろう。筆者もあの日東京にいながらにして家具が壊滅状態になる被害を受け、かつ偶々米を切らしていたため(その日の夜買いに行く筈だった)その後の物流が復帰するまで米が入手出来ず暫く麦を食べて凌いだ、なんて体験もした。茨城にいた友人より酷い目にあったが、東北の被災者の方々の事を考えたら自分の体験などどうと言う事はないと言わなくてはならないだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140311-00000079-san-soci

あの様な悲劇を繰り返さないよう、日頃の防災・減災対策は出来る限り行うようにするべきだが、地震がいつ起きるか簡単に判れば誰も苦労はないし、死ぬ事もなかろう。地震の予知など出来るのか定かではないし、また出来たとしてもどれくらいの精度で可能なのか?東日本大震災を受けて改めて地震予知の研究をしている方もいる。

http://www.iza.ne.jp/smp/kiji/events/news/131008/evt13100814220025-s.html

また、研究によれば地球上で起こり得る最大級の地震マグニチュード10も有り得ると言う。単純に考えたら東日本大震災の約32倍ものエネルギーとなる。そんな地震が現実に起きたら悪夢以外何物でもない。しかし日本列島のある場所はプレートが複雑に入り組んだ厄介な場所にある。地震が多いのはその所為だ。

東日本大震災の時も研究者に「今から思えばアレが大地震の予兆だったのではないか?」と言わせる現象はあったと言う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140310-00000516-san-sctch

詳細は上記リンクを参照して頂ければ幸いだが、気になる記事だ。巨大地震の予兆とも言われる「スロースリップ」が房総沖で一月に確認されているというのだ。この「スロースリップ」が巨大地震の予兆とするなら近いうちに房総沖を震源地とする巨大地震が発生する可能性があるという事になる。不気味な話だ。本ブログの読者様がどこにお住まいか筆者には知る由もないが、関東圏の方がいらっしゃるならば、十分な警戒が必要なのではないだろうか?筆者も都民故に他人事ではない。

http://www.iza.ne.jp/smp/kiji/events/news/140311/evt14031110510009-s.html

また、東日本大震災震源域では余震は数は減少傾向と言えどもまだまだ活動は続いているようだ。数年後に余震活動とは思えない大地震となる恐れもあると言うから始末が悪い。まだまだ警戒は必要であろう。

地震予知は残念ながら出来るのか出来ないのかすらまだ不明な部分はある。しかし東日本大震災を体験した我々はあの様な悲劇を繰り返さない為にも「地震予知」に僅かでも可能性があるならばそれに賭けてみるべきだと思う。

地震の前には人間は無力かも知れない。地震が起きてしまえば人間には止める力はない。しかし自分やその時周りにいる人達の身を守る為の知識や行動は誰でも身に付けて役立てる事は出来るかもしれない…



…最後に津波発生時の対応についてリンクを貼らせて頂く。
http://www.iza.ne.jp/smp/kiji/events/news/131030/evt13103015510028-s.html