神様の悪戯か?


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頭の一部が雄で、体が雌という珍しいノコギリクワガタ山形市内の須川沿いで見つかった。雄の特徴である角のような大顎が片側だけにある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140822-00000460-yamagata-l06

雄と雌の細胞が混在する「雌雄モザイク」と言われる個体とみられる。リアル「アシュラ男爵」だ。どうやら受精の際に何らかの刺激が加わり遺伝子に異常が生じた可能性が取り沙汰されているが、原因の特定は難しいと言う。脊椎動物の胚は基本的には雌であり、雄は刺激が加わり性転換する。クワガタは節足動物であり、脊椎動物と同一ではないのだろうが、雄への変化が一部分しか起こらなかったのだろう。神様の悪戯と呼ぶべきか。

可哀想な話だが、成虫として2~3カ月生きられる通常の個体に比べ、そこまで長くは生きられないそうだ。