お笑い韓国軍 ~ソナーがない救助艦~

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またまた「お笑い韓国軍」である。

不肖筆者も先日記事にした韓国の誇る世界唯一の魚群探知機搭載の救難艦「統営」。結局魚群探知機を納入した業者とは契約解除したが、ソナーのないまま実戦配備されると言う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141129-00000519-chosun-kr

…この時点で常軌を逸した対応である。救難艦とは水難事故の際に出動して人員救助に当たるのが主任務である。従ってソナーの装備は必須であるのは素人の不肖筆者でも容易に想像が付く。

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そのソナーがない状態で一体何の役目を果たせるのだろうか?勿論韓国であっても水難事故が起こって人命が失われる事態が起きないに越した事はない。だが万が一事故が起こって現状で出動しても恐らく何の役にも立つまい。要は単なるお荷物でしかない。

実際性能試験では自力で目標物の発見が出来ず、同伴した掃海艇の補助付きで任務をこなした(?)と言う。それなのに何の性能を試験したと言うのだろう。そんな謎が残る性能試験だが、現実問題として統営にソナーが装備運用されるのに2年かかると言う。

勿論こんな状態での海軍への引き渡しは不適切だと批判も出ている。だが軍関係者は「納品をめぐる不正と戦力化の問題は区分すべき」と強調。不正問題は徹底して捜査する一方、老朽化した救助艦の刷新は急務で、戦力の空白を最小化しなければならないと説明したがソナーがない救助艦が戦力になるはずがない。そしてそれは目の前の2年間をどうするかという答えにはなっていない。この軍関係者とやらの見識にも相当問題があるとしか言いようがないが韓国軍のレベルはそんな程度なのだろう。勿論自衛隊では最初からこんな事態になるはずがない。

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その間は搭載された魚群探知機が活躍…はしないようだ。個人的にはそれを見てみたいのだが、先述した性能試験でも魚群探知機の出番は無かったようだ。折角だから使って恥の上塗りをして貰いたかったが、残念ながらそうはならなかったようだ。

韓国軍がこんな稚拙な対応をしたのは恐らくこの「統営」が自国技術で建造された艦故に早く就役させたい焦りとセウォル号沈没事故の際使えなかった為批判を浴びたのでその批判をかわす為ではないだろうか?だがそうでなくても水難事故という不幸がない限り出番はないし、出番があっても現状では役に立たないことに変わりはない。就役させて肝心な時に使えなかった方が批判は厳しいが、そこまで考えてはいないようだ。流石お笑い韓国軍である。

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