日本が韓国と価値観を共有出来ないのは当然である。

※「韓国と価値観を共有」とはもう書かれないであろう。

程なく閣議決定される日本の最新版の外交青書、韓国について

「戦略的利益を共有した最も重要な隣国だ。良好な関係はアジア・太平洋地域の平和と安定に不可欠」

と言う表現になるそうだ。これについて共同通信の報道を引用する形で韓国・ハンギョレ新聞が報じている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160405-00023781-hankyoreh-kr

ハンギョレは

「日本政府のこのような姿勢は、韓国を価値を共有する“友人”というより、中国や北朝鮮核問題など共同の安保懸案があり協力しなければならない“ビジネスパートナー”という点を強調した」

※日本が韓国と価値観を共有していない理由。

と、評しているが、基本的には正しい見方ではないだろうか？不肖筆者の目から見ても日本が韓国と「価値観を共有している」とは到底思えない。幾ら自国に厳しい論調のメディアだからと言っても日本は韓国の様に「噂」を「噂として」大統領に関する記事を書いた記者を出国禁止にして事実上の軟禁状態にした挙げ句名誉毀損で裁判にかけたる真似はしない。他国の世界遺産登録を写真を無断流用した上、嘘出鱈目しか書かれていないパンフレットで妨害したりしない。歴史を捏造歪曲したりもしない。国家間の約束を反故にしたり、無視して自身に都合の良い判決を裁判所が出したりしない。勿論既に解決した問題を蒸し返したりもしない。また、大使館の安寧を妨げる真似に政府や自治体が手を貸す事もない。相手国の国旗を毀損したりもしない。相手国を貶める目的で活動している団体に協力したりもしない。意図的に地図に表記しないなんて真似もしない。…その他「価値観を共有していない」と言える事例は幾らでも出てくるであろう。言い出したらキリがない。

※日本が韓国と価値観を共有していない理由2

…そもそも韓国は自国の成り立ちからして嘘出鱈目を堂々と憲法に書いている。そんな国と「価値観を共有していない」と言うのが遅きに失しただけの話ではないのか？と言っても過言ではなさそうだが、ハンギョレに言わせると

「両国が基本的価値を共有するという認識の下に発表された金大中大統領と小渕恵三首相の1998年10月の「韓日パートナーシップ宣言」以前に回帰した」

と言う事になるらしい。まるで安倍首相が日韓関係を後退させている、とでも言いたげだが、それよりも就任草々

「加害者と被害者の関係は千年経っても変わらない」

とブチまけたり、アメリカ議会での演説で日本を当て擦ったり、関係ない国で「告げ口外交」を展開した自国の大統領に問題がある、とは考えないのだろうか？日頃朴槿恵には批判的なハンギョレでも流石に「反日無罪」と言う幻想からは脱却出来ないらしい。少しは自国の首相に厳しい論調どころか自国を貶める記事を平気で書く朝日新聞や東京新聞、毎日新聞の爪の垢でも煎じて飲んではどうか？…いやいや、寧ろ朝日新聞や東京新聞、毎日新聞あたりが自国の指導者に批判的でも国を貶める事まではしないハンギョレの爪の垢を煎じて飲むべきか…何れにしてもレベルとしては「目糞鼻糞」、「団栗の背比べ」の範疇を出ないであろう。

※「価値観を共有」と言うならまずはこう言う歴史を認める事から始めるべきである。

…韓国が「日本と価値観を共有している」と日本に認められたいのであれば、韓国自らが己の言動を改める他ないが、「反日」が骨の髄まで染み込んでいるこの連中にそんな変化を期待できるのか？その意味に韓国が気付くのは韓国が何らかの危機を迎えて日本に見棄てられたその時である。僅か数年前の自国の大統領の言動に原因がある事すら認識出来ない国に「何を言わんや」であるが、そうなったとしても「日本の知った事ではない」。…事態はそこまで来ているのである。

※これだけの援助を行った事も忘れてはならない。