疑惑だらけの朴槿恵…

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※潔白では韓国の大統領は務まらないのだろう。

「空白の7時間」

一昨年のセウォル号沈没事故で事件当日午前10時から午後5時に中央防災対策本部に現れるまでの7時間に渡って朴槿恵の動向が不明なままの一件である。この間の朴槿恵の行動については様々な「噂」が流れた。それをネタに記事を書いた当時の産経新聞ソウル支局長加藤達也氏が韓国国内に事実上軟禁状態にされた挙げ句刑事訴追まで受ける事態にまでなった。結果無罪だったから良かったものの、この国の異常性を世界に知らしめた一件になったのは記憶に新しい。

崔順実事件を受けて国民の支持を完全に失った朴槿恵だが、現在再びこの「空白の7時間」にスポットライトが当たっている、と言うのだ。

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http://www.sankei.com/smp/west/news/161114/wst1611140043-s1.html

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※「疑惑」がクロならこんなもんでは済まないだろう。

ハンギョレ新聞は

「麻酔を伴う老化防止施術を受けていたのではないかという疑惑」

があると指摘。これに対して大統領府は11日に、整形手術について「全く事実ではない」と否定したが、それで済むなら加藤氏に対する仕打ちは何だったのか?と言いたくもなる。とは言え、崔順実や崔順実に近い医師が普段から大統領府に出入りしている疑いも浮上している。韓国JTBCテレビは、崔順実が、

アンチエイジングが専門の医師が処方した注射薬を、朴槿恵のために受け取っていた」

との関係者の証言を伝えている。

その他にも

「宗教儀式の「クッ」(祈祷師や巫女による降霊・降神儀式)を行っていたのではないか」

「他人名義の違法携帯電話を使っていた」

…などと言う疑惑まで浮上している。
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※最早そんな事言ってる場合ではない。

勿論大統領府はこれらを全面否定しているが、大統領が自ら指揮を執って対応する必要のあった重大事故の中で「側近らによる対面報告でなく書面報告だけで済ませていたのか?」「そこまで人を遠ざける理由があったのか?」という疑惑に対する答えにはなっていない。朴槿恵セウォル号事故当日中央防災対策本部に現れた際、

「(乗客が)救命胴衣を着けているのに発見が難しいのか?」

と、事故状況を把握していない事を即座に露呈してしまっている。大統領府によれば朴槿恵自ら7回指示を出していたそうだが、それが「どんな指示」だったのかは不明なままだ。また、側近らが朴大統領に行ったとされる報告回数も朝鮮日報中央日報今回、「15回」と報じているが、2年前の10月には、「19回」と発表されていた。3歩歩くと書いた記事の内容を忘れるのか?それとも嘘出鱈目の数字を羅列しているだけなのかのどちらかであろう。どちらにせよ大本営発表より信用ならない事は間違いない。
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※もうシャバには出られないだろうに。

…ここに来て「空白の7時間」が再びクローズアップされるのには理由がある。加藤達也氏の裁判で裁判所は「無罪」としながらも「記事の内容は虚偽」とした。その根拠は当該時間帯の大統領府への出入記録であった。ところが崔順実事件で崔順実は顔パスで大統領府に出入りしていた事が発覚、これで加藤達也氏の裁判で「記事が虚偽」とされた証拠の「大統領府の出入り記録」の信憑性が崩壊朴槿恵が検察の事情聴取の対象になった事から「この際『空白の7時間』も解明せよ」という空気になっている訳だ。

…とは言え、朴槿恵が検察の事情聴取に何処まで本当の事を話すのか?また「空白の7時間」について何処まで解明されるのかは不透明である。尤もここまで来れば例え現在出ている疑惑のどれかが正解だとしても、またそれとは別に「実際はこうだった」と言った具合にこれまでの発表とも囁かれる疑惑とも異なる新たな事実が発覚してもこれ以上支持を失う事はないが、こうなってしまうとこの「空白の7時間」以外にもこれまでの大統領としての言動全てに「崔順実の影はなかったのか?」と洗いざらい調べられる事にもなりかねない。既に北朝鮮との統一構想に関して述べた

「統一テバク」(大もうけ・大当たり)

と言う表現は崔順実のアイデアだったとされている。叩けば叩くほど埃が出るのであろう。次は何が出てくるのか?それはそれで楽しみでもある。
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※これ以外にも朴槿恵にはプロポフォール中毒の疑惑まで…