山尾志桜里、民進党離党

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週刊文春の報じた「山尾志桜里不倫疑惑」、山尾志桜里は記事を受けて

民進党を離党」

した。

しかし、「そこに至る」までには紆余曲折あった模様だ。
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山尾志桜里は離党にあたって記者団に次の様なコメントを発表した。

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しかし、

「記者からの質問を一切受け付けない」

と言う「最悪の対応」を仕出かした。早速
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と、民進党内から声が上がっているが、事此処に及んでも「安倍政権の追及」を絡めないと気が済まないのか?

当初山尾志桜里は、
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と、理由や経緯はさておき、「議員辞職する」意向だったと言う。しかし、
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山尾志桜里が此処で議員辞職すると、

「来月行われる補欠選挙が3から4に増える」

と言う事態が発生する。いずれの補欠選挙民進党が単独で候補を擁立した所で勝ち目はないだろう。仮に「野党統一候補」を擁立してそれに乗っかったとしても山尾志桜里の不倫疑惑が足を引っ張る形になるのは確実だ。単独候補にしろ、統一候補にしろ、「補欠選挙4連敗」などしようものなら前原執行部の求心力は発足して即座に地に墜ちる事は論を待たない。そうなれば過去最大級の「離党ドミノ」が始まるかもしれないし、代表選から僅か1ヶ月で「前原降ろし」が始まるかもしれない。そういう事態を未然に防ぐべく、民進党執行部が山尾志桜里を説得し、離党、と言う所でカタを付けようと目論んだ、と言うのだ。つまり民進党にとっては

山尾志桜里にキチンとした『ケジメを付けさせる』事より『目先の選挙』の方が大切」

だと言う訳だ。…何処までも「腐りきった」政党だ。

山尾志桜里は会見で「男女の関係」は否定したが、即座に

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と、ツッコミが入っている。それ以前に民進党内からも

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と、疑問の声が上がるのは当然だろう。この程度で「説明責任を果たした」とは到底言えないし、「客観的に『潔白が証明』された」訳でもない。自分達の言い分は「一方的に発信」したかも知れないが、それが「国民の疑問に答える」形になっていないのは明らかだ。特に山尾志桜里は自身のガソリン代問題でそれを「嫌と言う程痛感」している筈なのにその反省も教訓も何ら活かされていない。そういう点からも「山尾志桜里の政治家としての能力の欠如」は明白である。

来年末までには総選挙は必ず行われる。山尾志桜里がそこで立候補した所で当選出来る可能性は極めて困難であろう。前回の総選挙では確かに小選挙区で勝ち上がっているが、
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と、「薄氷の勝利」である。民進党の支援がなければ出馬した所で相当厳しい選挙戦を強いられる事になるのは受け合いだ。他党に移籍して「野党統一候補」を目指す、と言う手もない訳ではないだろうが、仮に前原誠司が現状の共産党との共闘路線を継続したとしてもそこで山尾志桜里を素直に支援出来るのだろうか?つまりどう足掻いても山尾志桜里の「政治生命」は次の総選挙で「終わる」可能性は極めて高い、と言えるだろう。
言うまでもなく全ては「自身の責任」になる。山尾志桜里も散々「民進党ブーメラン」を投げてきたが、最後は

「自分の首を落とす」

結果になる様だ。悪いことは言わない。「注意一秒怪我一生」である。
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