トランプ大統領が安倍首相に暴言?

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※安倍首相の活躍が際立った今年のG7サミット。

トランプ大統領による突然の「サミットへのロシア復帰要求」や、通商問題で揺れた今年のG7サミット。話をややこしくし、G7の結束が乱れた印象を与えたのはトランプ大統領の言動に原因があるのは間違いなさそうだが、トランプ大統領にとって「最も信頼できる首脳」である安倍首相に対しても「暴言」を吐いていた…そんな衝撃的な報道がされている。

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※安倍首相が議論を巧く纏めたのではなかったのか?

話のネタ元はアメリカメディアの「ウォールストリートジャーナル」だそうだが、G7サミットで移民問題が議題に上がった時の議論の最中にトランプ大統領が安倍首相に

「晋三、君の国には移民問題はないだろう。しかし、私は2500万人ものメキシコ移民を日本に送ることができるぞ。すると君はすぐに退陣だ」

と、述べたのだと言うのだ。

言葉だけを見れば確かに「とんでもない」事を言っていると受け取れる。自分の思い通りにならない相手国に対してこんな事をすればそれは明らかに内政干渉であり、口にするだけでも「脅し」としては十分過ぎる程機能するだろう。

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※二人の関係は「見せかけ」だけだったとは思えない。

こういう記事が出る、と言う背景には

トランプ大統領に好き勝手された意趣返し」
トランプ大統領のイメージ低下」
「日米関係が『見せかけだけ』と思わせたい」

と言う意図があるものと考えられるが、そうなる事で誰が特をするのか?と考えると真っ先に支那が思い浮かぶ。G7が結束して通商問題や北朝鮮問題に対処されるのは支那にとっては都合が悪かろう。憶測に過ぎないが、そういう支那の意向を忖度、または指示を受けてオフレコの話がリークされた可能性も考えられる。

が、そういう背景とは関係なく、発言の真意は

「安倍首相とトランプ大統領の関係ならではの忠告」

とも受け取れる。だとすればトランプ大統領はどういうルートで知ったのかはさておき、日本における「反日外国人のもたらす害悪を認識している、とも受け取れるだろう。その上での発言だとしたら…?

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※特別な絆で結ばれた主従。

話は変わるが、伊達政宗の右腕、とも言われた忠臣、片倉小十郎にこんなエピソードがある。

関ヶ原の戦いの時、政宗は隣国の最上義光からの救援要請を受け、その是非を小十郎に諮った。小十郎は

「攻めてきた上杉軍と最上軍を戦わせ、双方疲弊した所を一気に叩けば労せずして最上の所領を得る事が出来ましょう」

と答えた。しかし、最上義光政宗の叔父であり、政宗の母親(義光の妹)は当時兄の元に居た。それを小十郎は承知の上で政宗にこの様に献策したのだ。通常であればこんな献策をすればよくて不興を買って以後疎まれるのが関の山で、その場で誅殺されても不思議はない程のとんでもない献策である。しかし、この二人には特別な絆があった。だからこそ政宗はそれを聞いて即座に最上救援を決断したのだが、この二人だからこそこの話は成り立ったのであるとも言える。

…何が言いたいのか?と言うと安倍首相とトランプ大統領は特別に仲が良い。それが見せかけだけでなく、本物であると言うならこの発言は

「日本も移民問題とは無関係ではない。欧州の二の舞にならない為にも早急に在日の支那朝鮮勢力への対策で先手を打て」

と言う意味だとも解釈出来る。また安倍首相は外国人労働者受け入れの拡大を図っているが、そうなった時、真っ先に来るのは支那朝鮮からであろう事は想像に難くない。その非を指摘している、とも受け取れるだろう。このトランプ発言に対する安倍首相や日本政府の反応は不明だが、即座に問題となっていなかった事から然程の事ではなかったのであろう。この件、マスコミが針小棒大に騒いでいる気がしてならない。