不正直、不公正の石破茂


※嘘つき…

「正直、公正」を旗印に自民党総裁選に出馬した石破茂。最初からこの旗印は安倍首相への当て付けでしかなく、「安倍批判」だけが立候補の意味、と言う野党同然の情けなさ前回の選挙戦術でしかなかったが、

「自身へのブーメラン」

でその効果を倍増させている。

石破茂の総裁選特設サイトによると、石破茂の経歴は以下の通りである。


石破茂は1993年に自民党が下野した際、

自民党の歴史的指名は終わった」

と言う何処かで聞いた台詞を吐いて自民党を離党し、小沢一郎にくっ付いて新進党結成に参加したのだが、本人のプロフィールにその事実は書いていない。若い党員の場合、本人が生まれる前の出来事で知らない、と言う事もあり得る話だが、そういう経歴を隠して選挙活動を行うのは「公正」なのだろうか?一度離党した事もキチンと明らかにして選挙活動を行う事が「正直」な姿勢ではないのか?自民党総裁選は公職選挙法の適用を受けないものの、公職選挙法では候補者自らの経歴を偽る事は立派な選挙違反である。「公正な選挙」と言う観点から言うのであれば、有権者に虚偽の情報を与えて誤解を招かせたり、正常な判断をさせずに得票を得ようと言う行為が許容されないのは国政選挙でも自民党総裁選でも同じだ。自分が掲げたキャッチコピーを真っ先に破るのは自身だった、と言う野党レベルの愚行侵してでもこの選挙に石破茂は勝ちたいのだろうか?だが、そこまでして勝っても根本的に「人望」に欠けるだけに失敗を数回繰り返せば支持はあっという間に消え失せ、自民党内で「石破降ろし」が始まるに違いない。「政権がレームダック化して継続不能に陥る」のが先か、それとも「『石破降ろし』で降ろされる」のが先かは知らないが、いずれにしてもここで安倍首相に勝った所で1期目の任期すら全う出来ない可能性は高いだろう。それでも石破茂に投票する意味を見出だせるであろうか?

※コレが石破茂の政治家としての経歴だ。

この者、政治家としてのキャリアの最初から「裏切り」で始めているのである。石破茂が政治家になるきっかけは

「父親が亡くなった際に葬儀に真っ先に駆け付けてくれた田中角栄の助言」

だと言う。それなら田中角栄に師事しても良さそうなものだが、実際には石破茂が「最年少当選」と胸を張る初当選は田中派ではなく、中曽根派からの出馬であった。田中角栄の心情如何ばかりであったか?

その後も順調に自分に目をかけてくれた人を悉く裏切ってきたのが石破茂である。確かに彼は「正直」である。…自分の欲望に対して、ではあるが。そして石破茂の言う「公正」とは

「味方を後ろから撃つ」

事なのだろう。こういう人間は自分がトップとなれば自分の権益を守る為に執着し、見苦しい政治を見る事になる。菅直人でそういうのはもう御免、と言うなら間違っても石破茂を勝たせてはならない。この者の本質、とはそういうものである。