テキサス親父さんに感謝!

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筆者は夕刊フジに連載されているテキサス親父ことトニー・マラーノ氏の「痛快!テキサス親父」を毎週木曜日に楽しみにしている一人である。他にも好きな連載はこの新聞には沢山あるが。

3月6日の夕刊フジ竹島がテーマ。機密解除されたアメリカの電文に示された竹島の領有権についてだった。

http://staff.texas-daddy.com/?eid=375

この「テキサス親父日本事務局」から閲覧可能なので一読して頂きたい。

その電文は「マッカーサー・テレグラム」と呼ばれ1960年当時の駐日大使ダグラス・マッカーサー二世(GHQ最高司令官ダグラス・マッカーサーの甥)によるものである。

そこには「竹島は日本領」「韓国は力で不法占拠」「アメリカは韓国に圧力をかけて日本に返還させるべき」「最低限国際司法裁判所に付託させる主張をするべき」という認識が示されている。明らかに日本の主張通りであるのは疑う余地もない。

テキサス親父程の主張に筆者如き三流ブロガーが付け加える事など皆無だが、記事中に筆者は思い出した事があった。それは韓国の前大統領李明博竹島に不法上陸し、当時の野田政権が抗議した時の事だ。

李明博竹島不法上陸に対して大使召還などで抗議した日本だが、当時の野田首相が韓国に親書を送り国際司法裁判所への共同提訴を提案した。

韓国は親書を「日本海竹島など存在しない。あるのは東海の独島だ。」と抜かして受け取り拒否した。テキサス親父も「国交断絶と同義」「こんな無礼・非礼は聞いた事がない」「韓国は愚か」と非難している。しかし実は似たような事は明治にもあった。それを思い出した。テキサス親父に感謝である。 

明治維新後日本はそれまで交流のあった清朝や朝鮮とも西欧列強同様条約に基づいた国交を求めて朝鮮に国書を送った。
しかし朝鮮は国書に「皇」「勅」という文字が使われているのを理由に国書の受け取り拒否をした歴史事実がある。
「皇」やら「勅」という文字は清皇帝だけが使える文字で日本が使える文字ではないというのが理由だった。

つまり21世紀になっても朝鮮人の思考回路は19世紀から何ら成長していないという事だ。また、日本も朝鮮も欧米諸国と関わる様になった時期は大して変わりないが、彼等の力を認めて自らを変化させた日本と清朝中心の中華思想から脱却出来ず自らの変化が出来なかった朝鮮。結局日本の砲艦外交で開国したが、締結された日朝修好条規は日本に有利な不平等条約だった。その後朝鮮は日本に併合(侵略による植民地支配ではない。筆者注)されるが、この時点で既に運命は決まっていたのだろう。

因みに日清戦争清朝による柵封体制から朝鮮を解放する意味があった。故に下関条約で朝鮮は自主独立の国と明文化された。もし日本がこの時朝鮮半島侵略を企んでいたなら、「朝鮮は日本の属国」としていたはずだ。韓国人はそういう歴史事実を学んだほうがいい。