「産経抄」に見る左翼の偏向思考回路

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2月7日の産経新聞朝刊のコラム「産経抄」が改憲派護憲派双方から「背筋が凍る」程の衝撃的な内容だったと言う。

http://www.sankei.com/column/news/150207/clm1502070003-n1.html

護憲派に言わせれば「背筋が凍る」程の偏向記事なんだそうだ。そう主張するブログも幾つかある。

一方改憲派に言わせればそんな護憲派の考えそのものが「背筋が凍る」程の偏った考えなんだそうだ。不肖筆者からすれば付け足す所の無い正論そのものなのだが…
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※本来はどの国でもこうであるべきだが、日本には何故か反日日本人が存在する。それこそ左翼思想の弊害そのものだ。

特に後半の
日本国憲法には、「平和を愛する諸国民の公正と信義」を信頼して、わが国の「安全と生存を保持しようと決意した」とある。「イスラム国」のみならず、平和を愛していない諸国民がいかに多いことか。この一点だけでも現行憲法の世界観が、薄っぺらく、自主独立の精神から遠く離れていることがよくわかる。護憲信者のみなさんは、テロリストに「憲法を読んでね」とでも言うのだろうか。命の危険にさらされた日本人を救えないような憲法なんて、もういらない。》
と言う部分は不肖筆者も強く同意したい部分である。

ISILのみならず支那朝鮮の一体何を以て我々日本国及び日本人が信頼に値する「公正と信義」があると言うのだろうか?少なくとも筆者には連中にそれを感じる要素は皆無である。

左翼の護憲論者はここを見落としている様だが憲法9条は憲法前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義」を信頼して、わが国の「安全と生存を保持しようと決意した」と言う部分が前提条件になって始めてその精神が成立し得るのである。つまり「信頼に値する他国の公正と信義」が存在しないなら憲法9条は単なる空文・理想論・精神論の域を出ないのである。
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※かつて憲法9条に最後まで反対したのは共産党だった。
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※それが今や…

現実はどうか?支那明らかな日本領土の尖閣諸島に侵略の野望を露にし、最近では尖閣のみならず沖縄にまでその魔手を伸ばそうと日々侵略の機会を窺っている。北朝鮮も国際社会の声を無視した核開発を強行し、日本全土が射程内とされるミサイルも開発している。韓国に至っては明らかな日本領土である竹島を武力で奪い不法占拠を続けている。またロシアも日本領土の北方領土国際法無視で火事場泥棒そのものの不法占拠を続けている。改めて問うが、これらの周辺国の「信頼に値する公正と信義」とは何か?全ての改憲派を納得させられるだけの明確な回答が護憲派には求められる。
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支那の野望図。これでも信頼に値するのか?

また歴史を紐解けば明らかだが、日本では秀吉による刀狩以降基本的に庶民が自ら武装して自らを守る必要がなくなった。そういう社会を為政者が庶民に提供したからである。翻って例えばアメリカを見てみればこの国は建国以来庶民が自らを守るべく武装する必要が常に付きまとった国である。それが未だに良くも悪くも銃社会アメリカ」の根幹を為している。だからこの国では銃による凶悪犯罪が後を断たないのだろう。

この様に武装する事」一つ採っても考え方が日本と他国では全く異なるのであるが左翼連中はそれを理解していない。「自分達がこうだから相手も同様だ。」と言うのは単なるお人好しか思い上がりか。恐らくこういう連中はその考えが誤りであることに気付くのは自分自身がテロリストの凶刃で三途の川の向こうに行ったその時なのだろうが…
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※それで助かるなら誰もテロリストに殺されはしないし、誰も苦労はしない。何故世界から武力紛争が根絶されないのか?憲法9条はそれには答えてくれない。

そう考えれば「背筋が凍る」程の偏った考えを持っているのはどちらなのか?自明の事だ。
左翼思想は日本を幸せにはしない。
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※それが左翼思想だ。