意味があったのか?安倍首相と翁長の会談。

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※言わば「面会の為の面会」

安倍晋三首相は17日午後、沖縄県翁長雄志知事と首相官邸で会談し、米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設について「一歩でも二歩でも進めていかなければならない。唯一の解決策だ」と述べ、理解を求めた。

これに対し、翁長氏は「沖縄の全ての選挙で『辺野古新基地反対』という圧倒的な民意が示された」と反論。「(政府は)『嫌なら代替案を出せ』という。こんな理不尽なことはない」と移設反対の姿勢を曲げず、「平行線」に終わった。

首相と翁長氏の会談は昨年12月に翁長氏が知事に就任して以来、初めて。菅義偉官房長官と安慶田光男副知事も同席した。

これに先だち、菅氏は17日午前の記者会見で「これを機会に沖縄県との話し合いを進めていく。首相が直接、知事と会うことに意義がある」と述べた。

翁長氏は5日に菅氏と那覇市内で会談した際、首相との会談を要請していた。》

http://www.sankei.com/politics/news/150417/plt1504170020-n1.html

…安倍首相と沖縄県知事翁長雄志の会談が実現した。会談前から「お互いの主張をぶつけ合う」「対話の継続」と言う点での一致、程度の結果しか残らないのは容易に予想出来、かつその通りの結果になったと言っても良かろう。

しかし翁長雄志の主張と言うのは不可解であるとしか言い様がない。「(辺野古移設が)嫌なら代替案を出せ。と言う。こんな理不尽なことはない。」一体どういう了見なのだろう。理不尽なのはその主張そのものであると言うのに…

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※全ての諸悪の根源。

そもそもこの辺野古移設問題、既に90年代に条件付きとは言え、移設受け入れが決まっていた話だ。それを稀代のルーピー鳩山由紀夫が「最低でも県外」と出来もしない事を無責任に公約し、左翼連中を煽動した。当の本人はその後首相になったが、県外移設の具体案を出すこともなく結局県外どころか自身も辺野古に移設すると米国と合意してしまった。つまり話を反故にして拗らせたのはルーピー鳩山由紀夫であるのは明白だ。今更話を蒸し返して移設反対と言う方が辺野古移設が嫌なら代替案を出せ、と言うよりもよっぽど理不尽である。

また、翁長は「『辺野古新基地反対』と言う圧倒的な民意が示された」とも言うが、そういうロジックで行けば安倍首相は沖縄どころか日本全国で圧倒的民意を得て現在首相の座にいる事になるではないか。そこをどう説明するのか?まさか自分達に都合の良い場合は「民意」でそうでなければ「民意」とは認めない、ダブルスタンダードではあるまいな?因みに先の総選挙での自民党の公約には普天間基地辺野古移設推進が明記されている。また、沖縄で立候補して小選挙区で落選した候補は悉く比例復活ではあるが現在国会にいる。「圧倒的民意」ならば彼等の比例復活当選も有り得ない。沖縄にも辺野古移設受け入れの民意は確実に、それもその意を汲んだ候補を国会に届けられる程多数存在する証左だ。これでは翁長の言う様な「圧倒的民意」とは到底言えまい。

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※何故か殆ど報道されない基地反対活動家の犯罪。

更にマスコミの偏向報道のお陰で基地反対活動家の犯罪行為は殆ど知られる事はない。それで沖縄以外の人々に理解を求めようとする方がよっぽど理不尽だ。四の五の言う前に先ずは自分達のしている理不尽を認識する方が先ではあるまいか。翁長雄志先ずは「理不尽」と言う言葉の意味を理解することからである。

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翁長雄志はかつて移設受け入れの旗振り役だったのだが…