「尖閣諸島が台湾領である」と言う「重大事実誤認」
※これが日本政府の尖閣諸島に対する永遠の姿勢。
※魚釣島には日本の灯台がある。神社もあるのだ。
…如何に中華民国・台湾と言えどもこれは放置しておくわけにはいくまい。
台湾外交部(日本の外務省に相当)は7日、「尖閣諸島(台湾名:釣魚台列島)に関する十大事実」と題した文章を発表し、「同諸島は中華民国固有の領土であると改めて強調したほか、日本による尖閣諸島の占拠は無効である」とした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160108-00000012-ftaiwan-cn
その中では
「清朝時代には領土の一部になっており、無主の土地ではない。」
としているが、その清朝の時代であった1887年に英国で発行された「ロンドン・アトラス」と、ドイツの地図製作の大家、アドルフ・シュティーラーが1868年に製作した「ハンド・アトラス」、双方で久場島の西に国境を示すラインが引かれていた。つまり明治初期の段階で、尖閣諸島は「日本領」として西欧諸国に既に認識されていた事を意味する。また、1960年代までの支那や台湾での地図でさえも尖閣諸島が日本領であると明記されている。
※1868年「ハンド・アトラス」。尖閣諸島は日本領として表記されている。
※一目瞭然で主権があるのが読み取れる。
※どう見ても尖閣諸島は沖縄返還協定で日本に返還されている。
また、
「1972年5月の沖縄返還時にも、同列島の主権は日本に移っていない」
と主張しているが、その沖縄返還協定で日本へ返還された範囲は協定では緯度経度で表記されているが、図にすると上記の通り。明確に尖閣諸島はその範囲内に含まれている。
その沖縄のアメリカによる信託統治について、
「1945年から1971年までの間、日本ではなく、米軍の管理下にあったため、中華民国は日本側に抗議を行わなかった」
と、しているが、信託統治の性質上、その地域をどうするかは統治しているアメリカの判断でのみ決定する事である。独立させるのも、他国に主権を移譲するのも、そのまま統治を続けるのも…沖縄の場合、「日本へ返還」が選択されただけだ。勿論そこに日米以外の国が関与する余地は全くない。
従ってサンフランシスコ平和条約の沖縄信託統治に関する規定に抗議しなかった時点で以前の経緯はどうあれ、仮に台湾に「百万歩譲って」それまで尖閣諸島に主権があったとしても、それを放棄したも同然なのである。それでいて今更領有権を主張するのは図々しい、としか言えない。
※文書や新聞、地図で明らかに「尖閣諸島は日本領」認めておいて今更領有権主張は図々しい。
逆に聞きたいのだが、1895年に日本が国際法上の「先占」に基づいて尖閣諸島を日本領に編入した際、「そこは清朝の領土であるからその「先占」は成立しない」などと抗議した国は果たしてあっただろうか?
尖閣諸島は間違いなく日本の領土である。
※上手く再生できないときはコチラから
※カップラーメンが出来るより早く尖閣諸島が日本領であると判る動画。