中野幹事長の正論
※流石の発言。
これぞ「心ある野党の発言」であると断言して良い。
http://goo.gl/x1nolH
※他にはこういうのも。
「日本のこころを大切にする党」の中野正志幹事長が24日の記者会見で、安全保障関連法の廃止法案を提出した民主、共産、維新、社民、生活の野党5党を
「中国が南シナ海を軍事基地化し、北朝鮮がミサイル発射という形の悪行をしでかした後になぜ廃棄法案が出されるのか」
「なぜ(5党は)中国や北朝鮮の代弁をしなければいけないのか。喜ぶのはどこの国なのか」
と痛烈に批判した。
特に民主党については辛辣で
「中国や北朝鮮にもっともっと厳しいことを与党などとともに言わなければならないのが野党第一党だ。残念無念。『どこの国の人なの?』とあえて言いたい」
民主党と似非維新の合流についても
「果たして民主党にメリットがあるのだろうか。どうせ(維新の国会議員の多くはもともと)民主党にいた人たちなんだから変わるわけねぇんだよ」
と痛快無比と言っても良い程の批判だが、全て正論そのものである。
※民主党似非維新の合流に関する調査結果…
さて、
「安保法は憲法違反である」
等と今更議論を蒸し返す意味が一体何処にあると言うのだろうか?これについては過去記事でも論証しているので御参照頂ければ幸いである。
安保法で憲法議論をするのであればこういう考えもある。
憲法には前文がある。…とは言え前文は、憲法の原理や理想を抽象的に言明したに過ぎず、具体性を欠き、前文の趣旨は本文の各条項において具体化されるものである、とされている。前文に法的根拠を求めることは出来ない、とされているのはこの為である。例えば「平和的生存権」は前文の
「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」
と言う一節が憲法13条の幸福追求権で具体化される事で生ずる権利である、と言った具合だ。
憲法9条の場合同じく前文の
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」
と言う一節を根拠に規定されたと考えて差し支えあるまい。しかし、である。
※この連中の何を信用しろと?
※南シナ海での支那の乱行を批判できない野党には国際感覚が大きく欠如している。
南シナ海で岩礁を埋め立て領土と吹聴し、軍事基地化を強行したり、明らかな日本領土である尖閣諸島を自国領だと嘘出鱈目を抜かすどころか侵略の魔手を伸ばしている支那や、安保理決議に明確に違反する核実験やミサイル発射を強行する北朝鮮の一体何処に
「日本が信頼するべき公正と信義」
があると言うのだろうか?御存知の方は是非とも御教授願いたい。
また支那朝鮮の国家成立よりも日本国憲法の施行の方が先である。つまり憲法は支那朝鮮の如き反日敵性国家を想定していない、とも言える。それでもこういう連中に話し合いで問題が解決するならそれに越した事はないが、そういう相手であるなら事此処に至ってはいない。つまり例え憲法9条の精神論を認めるとしても既にそういう精神が通用する、又は実行できる状態ではない、ならば已む無く憲法9条の解釈の範囲を(必要最小限に)拡大して出来うる手段は講じる、と言う事だ。そしてそういう状態であるならば変わるべきは憲法である、となるが、それすらこの野党5党は理解出来ないらしい。愚劣の極みだ。こんな連中に政権を担当する資格も能力もない事はこの一事からも明白である。
※それが民主、似非維新、共産、社民、生活の実態。
安保法に懸念を示したのは世界でも支那朝鮮だけである、と言っても良い。支那朝鮮以外の国は日本は無闇に武力で物事を解決する国ではない事を知っている。そういう信用もあるのだが、支那朝鮮中心でしか物事を考えられないこの連中にはそういう理解はない。まさに見識矮小そのものだが、この程度の国際感覚で外交などされてはそれは「害交」と呼ぶ他ない。中野幹事長の指摘はこれらを明らかにしたと言えるだろう。
こういう政党こそ「健全な野党」と呼ぶべきであり、国会でも重宝しなくてはならないのだが、この党が多くの国民に周知されるのはマスコミに都合が悪いらしい。故にまともにその活動が報道されることはない、と言う話を耳にした事がある。これを「公平中立」な態度と言えるのか?
こういう所がマスコミのダメな所であると言えるだろう。TVや新聞が信用できない理由でもある。
※所詮は「烏合の衆」