日本が『普通の国』になる事に反対する民進党
※日本を迷走に導く事間違いナシ、の迷コンビ。
民進党の異常な思考と本性が垣間見える発言であると言えそうだ。
http://www.sankei.com/politics/news/160518/plt1605180038-n1.html
18日の国会では党首討論が行われていた。安倍首相vs岡田克也の党首討論では憲法9条改正に関する議論も出たが、それに関する民進党の山尾志桜里のコメント
「自民党の考える平和主義は、『この国独自の平和主義』というよりは、9条を変えて全面的な集団的自衛権を認める他の国と同じ『普通の国』になるというふうに感じた」
が常軌を逸しているとしか思えない。
※岡田克也も「日本が『普通の国』になる」事に反対している。
尤も同様の発言は岡田克也も憲法記念日に憲法に関するコメントで行っている。故に民進党として
「日本が『普通の国』になる事に反対」
であると見なしても差し支えあるまい。一体それの何が悪いのか?護憲を党是にするのは民進党の勝手だが、その前に
「日本が『普通の国』になる事に反対」
する根拠と理由は明確にするべきであろう。
…とは言ってもそれらに何ら説得力があるとは到底思えないが、連中の思考で根底から間違っている、と言えるのは
「憲法9条こそ平和主義」
と考えている点であろう。
※安倍首相と岡田克也のやりとり。
世界各国の憲法の多くにその国なりに平和を希求する文言があると言う。成文憲法のある国の実に8割以上がそうなっていると言う。あくまで「憲法9条こそ平和主義」と言うのであれば先ずはその世界各国の180以上ある憲法の「平和条項」を悉く似非、偽善、出鱈目の類だと論証して貰いたいものだ。…出来るのであれば、だが。
※憲法9条がなくてもサンフランシスコ平和条約5条が同じ役目を果す事になる。
…不肖筆者は過去に何度か記事にしているのだが、憲法9条の有無とは関係なく日本はサンフランシスコ平和条約5条の規定によって「国際紛争を平和的手段で解決」「国連の目的に合致しない武力による威嚇、行使を慎む」義務が課せられている。「憲法9条がなくなれば日本は侵略戦争を始める」なんて妄想を抱いているマヌケ共には考えも付かないのだろうが、日本が他国に侵略戦争をしたいのであれば、憲法9条に加えてサンフランシスコ平和条約もどうにかしないといけないのである。そして流石に
「憲法9条もサンフランシスコ平和条約も破棄して失われた日本の領土を武力で取り戻せ」
なんて主張を本気でしている意見には出会った事がない。仮にいたとしてもそこまで常軌を逸した主張は誰からも相手にはされまい。
※結局何も判っていないのだ。この様に。
要は改憲論者のほぼ全員がサンフランシスコ平和条約体制を暗黙の前提としてその主張をしているのだと考えてよいのだ。また「国際紛争」は対立する他国が存在しないと話にならない以上、憲法9条の存在の有無はそういう理由で核心足り得ないのである。これは護憲論者が気付かない盲点であると言えるだろう。
安倍首相と岡田克也の党首討論でのやりとりにもそれが如実に表れていると不肖筆者には思える。少なくとも岡田克也にはそういう点が見えていないと受け取れるのである。あの「悪夢の民主党政権」ではその岡田克也が外務大臣をやっていたのだ。こんなのが外務大臣だったなんてジャイアンのリサイタルよりタチが悪いとも言える。今思い出しても背筋が凍る思いだ。
※そう言わせる以前の問題を民進党は抱えている。
改憲議論をする以前に護憲派が嵌まっている罠は
「憲法9条こそ平和主義」
「戦前の日本は全て悪」
と言う幻想である。GHQの悪しき置き土産、とでも言うべき代物だが、岡田克也も山尾志桜里もその幻想に嵌まっていると見受けられる。政治家がこれでは話にもなるまい。そんなマヌケな連中が率いる民進党は政策の勉強の前に正しい歴史の勉強をするべきである事は言うまでもない。
※創始者がコレなのだから「類は友を呼んだ」のだろう。民進党は「国家に有害な連中」でしかない。