9党党首討論、愚劣さが際立つ民共

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※9党党首揃い踏みの図。


参議院選挙を控えて与野党9党の党首が19日夜、インターネット中継動画サイト「ニコニコ動画」の討論会に臨んだ。
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http://www.sankei.com/smp/politics/news/160620/plt1606200007-s1.html

文字起こしされた記事を見て際立つのは共産党民進党の主張の愚劣さではないだろうか?
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※「国民」とは別の「市民」とはどういう存在なのだろう?

志位和夫自衛隊憲法9条違反と言いながら

自衛隊については急迫不正の主権侵害、あるいは大規模災害が起こったときには自衛隊も働いていただく方針は党大会で決めている。」

と言っている。…馬鹿だ。

共産党「国民的合意を得て自衛隊の段階的解消を謀る」つもりなのだそうだが、現状でもそれ以外のどの段階であろうが、共産党の言い分では「存在している限り自衛隊憲法違反」になる。理由はどうあれ共産党の言う「憲法違反の組織」を動かす時点で「動かす方も憲法違反」の謗りは免れない。それは共産党の言う「立憲主義」にも反する行為でしかないが、志位和夫の主張は「安倍首相が行うのは問題」だが「自分達が行うのは問題ない」と言う意味にしか捉え様がない。とんだ「立憲主義」もあるものだ。共産党の欺瞞は明白である。また、9条だけで具体的にどの様に「日本の安全保障」を担保するのか?志位和夫の主張からは何も見えない。理想論の羅列で国防が可能であるなら日本に限らずとっくの昔に「軍隊」と言う組織は地球上からなくなっている筈だ。「軍隊」の存在こそが「9条が理想論に過ぎない」何よりの証拠なのだが、志位和夫にはそういう理解は無い様だ。その程度の政治感覚で一体何が出来ると言うのだろうか?「悪夢の民主党政権」の二の舞どころかそれ以上の破滅を望むのでなければ共産党に投票する意味はない。誰がそれを望むのであろうか?敢えてそれを望むのは最早「狂気の沙汰」以外の何物でもない。

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※「国民の良識」こそ「民進党の敵」である。


それ以上に「愚劣」としか言い様がないのが岡田克也だ。

「首相が憲法改正に熱意を持っているのは間違いない。しかし、選挙が近づいたら争点ではないと言っている。非常におかしい。堂々と憲法のどこをどう変えるかを打ち出して、参院選でおおいに議論しようではないか。逃げるのはおかしい」

…国会での党首討論改憲議論から逃げた分際で何を言っているのやら…?である。自民党は「たたき台」としての改憲草案を出しているが、対案一つ出せずに「安倍政権での改憲議論に反対」「自民党草案での議論に反対」等と言って議論から逃げているのは民進党はないかおかしいのは岡田克也の思考回路である。更に

「これは衆院選ではない。だから安倍政権にしっかりとブレーキをかける。そのことを国民の皆さんにしっかり意思表示をしてもらう選挙だと考えている」

これが民進党の今回の参議院選挙における「意義」らしい。野党として与党に対して「対案を出して国民の信を問う」のではなく、「与党の足を引っ張って円滑な国政運営を妨害する」のが目的であると言っているに等しい。そして共産党とは選挙協力はするが

「いろんな問題が乗り越えられないからこそ、現時点で(共産党と)政権をともにするということはないと言っている」 

…のだそうだ。民進党からすれば共産党との選挙協力は「安倍首相の足を引っ張る為」の手段でしかないと自白しているに等しい。そんな民進党の何処に「投票する価値」を見いだせるのであろうか?

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呉越同舟の図。その先のビジョンは誰に聞いても闇の中。存在それ自体が有害。

こんな連中に「国会で多数を占めさせる意味はない」と断言していい。「存在そのものが有害である」としか言い様がない民進・共産を躍進させるのは例えて言うなら「自分の体のガン細胞を自分の手で培養させる」自殺行為そのものでしかないのだ。


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※「日本国憲法」に唯一反対したのが共産党である。

尚、憲法9条2項の冒頭「前項の目的を達するため」と言う一節を追加した修正「芦田修正」と呼ばれるが、これによって日本に自衛権が存在する事、そしてその行使を可能にする解釈を可能にした、とされている。そうであるならば自衛隊の存在は合憲であると言えるだろう。志位和夫は「法の解釈」も認めないつもりなのだろう。それは司法や行政に対する侮辱でもあると言える。
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※そもそも「安保法廃止」という共通認識でさえ、「民意」を失いつつある。