共産党に食い物にされる民進党

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※これで共産党は100万票失ったとか…?

26日のNHK日曜討論」で共産党藤野保史が防衛予算を「軍事費」と勝手に捏造した挙げ句、

「人を殺すための予算」

等と暴言を吐いた問題、予想通り反発が広まり、愚かにもそんな共産党と「共闘」を選択した民進党は「痛手だ」と悲鳴を上げているらしい。
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http://www.sankei.com/smp/politics/news/160627/plt1606270073-s1.html
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※謝罪がない時点でその心根は推して知るべし、である。

藤野保史本人もそうだが、共産党からも志位和夫からもこの発言で不快な思いをさせられた自衛隊員やその家族の方々に対する謝罪はなかった。その時点でかりそめにも公党を名乗る団体の対応ではないし、そのトップにいる者の対応でもない。人としてどうかしているとしか思えない。

「海外での戦争のための装備などを念頭に言ったが、そういう前提なしに発言した。」

と言うが、これも明らかな詭弁でしかない。そもそも自衛隊爆撃機や空母と言った「攻撃用兵器」は保持していない。国家や国民を「守る」為の装備ならあるが、共産党は安保法が施行されて「日本が海外で戦争出来る」様になったと言うならば「その為の装備」が具体的に何を差すのか明確にするべきであろう。それもしないで彼是騒ぐのは「主張」の名に値しない「誹謗中傷」でしかないのだが…そもそも自衛隊が奪った命より共産党が奪った命の数の方が多いのだが、そんな事言える筋合いではないのは明白だ。
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自衛隊より共産党の方が多くの人命を奪っている…

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※所詮は詭弁でしかない。

藤野保史の言い訳を認めたとしてもそもそもその主張それ自体が「安保法=戦争法」と言う妄想の延長線上にある事に変わりはない。そこから脱却しない限り安保法を選挙の争点にしても「まともな政策議論」は不可能である。それ以前に集団的自衛権を口実に他国の行っている戦争に介入する」、と言うのは40年前のロジックでしかない。かつて韓国が無関係な筈のベトナム戦争に「共産主義に対する集団的自衛権」を口実に参戦した様に。現在ではそういう理屈が正当化される事はない、と言っても過言でないが、そういう世界の意識の変化は共産党には理解が不可能な様だ。こんな体たらくで政権など担える筈がないのは論を待たない。「悪夢の民主党政権」以上の「地獄絵図」になるのはまず間違いないであろう。それでも共産党大義を見いだせるのであろうか?

東日本大震災や先日の熊本地震における自衛隊の救助活動を目の当たりにした人々が藤野発言に反発したり、怒りを覚えるのは当然である。今回の参議院選挙で熊本は1人区、当然ながら野党統一候補がいるのだが、藤野発言のせいで

「ただでさえ支持者には根強い共産党アレルギーがあり、名簿も集まらず事務所は機能していない。あの発言で自衛隊に理解のある保守層の票がすっかり離れた。すべては共産と組んだ党執行部の戦略ミスだ」

民進党熊本県連幹部が愚痴を溢す程である。佐賀県では県連幹部の話として

「政治家の発言としてまずい。自公の批判材料に使われるかもしれず、『困ったな』というのが率直な感想だ」

と懸念を産経新聞に口にしたそうだが、既にそうなっている。手遅れだ。
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民進党、反論ないの?

共産党熊本県委員会の委員長日高伸哉

「不用意な発言だったが、誤解だ。言葉尻をとらえての攻撃には断固反対だ」

と言うが、「言葉尻をとらえて攻撃」するのは野党の得意技ではなかったのか?野党共闘」の賜物なのか、民進党共産党化したのと同様に共産党にも民進党お得意の「ブーメラン」が伝染しているのかも知れない。そうやって「野党共倒」してくれるのであれば大いに結構な事ではあるのだが…

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※こういう手前勝手なんだから、その異常な見識は推して知るべし、である。

だが、民進党にとって藤野発言での最大の過ちその場に居た山尾志桜里が発言を咎める事なく事実上黙認、と判断されても反論の余地のない態度を取った事であろう。

「あの発言をおかしいと思う見識が、山尾氏にないことこそおかしい。共産をかばっているようで、『野合』といわれても仕方がない」

「こちらは『お前も共産と同じだ、けしからん』と保守系の支持者に言われ、苦しい。言い訳もできない。そこにきての人殺す予算発言だ。熊本の被災地で活動した自衛官に、面と向かって『人殺し』と言えるのか? 民共合作は止めたがいい」

とは、民進党福岡県連幹部の発言なのだと言う。そうでなくても民進党は今回の参議院選挙、議席減少は確実で中には議席半減の可能性まで指摘する記事まである。そうなった場合、共産党との連携を「失敗」と糾弾する声が出るのはまず間違いないであろう。当然それを決断した岡田克也以下の執行部の責任問題に発展するだろう。前原誠司共産党について

「シロアリみたいなもの。ここ(=共産党)と協力したら土台が壊れていく」

と発言していたが、その認識が正しい事が証明されるだけだ。
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※その認識は正しかった…

野党共闘の実態は、共産党の党勢拡大のために共産色を隠す『隠れみの』に民進党が使われ、抱きつかれただけだ」民進党九州某県連幹部)

と、正確に状況を把握している人材も民進党には居るのだが、岡田克也はそれを見抜けない愚物であり、人を見る目がない、と言う証明でもある。そんな岡田克也が抜擢した山尾志桜里は何もせずに自分の異常な見識を自ら立証したに等しい。これが民進党である。それでも投票する価値があるだろうか?

…こんな箸にも棒にもかからない民共なる愚物どもを支持する理由は皆無である。野党共闘」を「野党共倒」にするのが今回の参議院選挙で我々国民が「為すべき事」である。
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http://www.moj.go.jp/psia/kaitenH2801.html
民進党共産党と同じ穴の狢で公安監視対象、ってところか…