国際法に挑戦する支那の暴言・妄言

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支那の主張が認められる事はないだろう。

南シナ海問題でフィリピンが支那を訴えた裁判、来る12日に判決が出る。最大の焦点は支那南シナ海で主張する所謂「九段線」に「国際法上の根拠があるのか否か」である。

大方の予想では支那にとっては厳しい判決になる、との見方が大勢である。国連海洋法条約の条文を常識的な思考回路で解釈するのであれば支那の主張に法的根拠が皆無なのは明白だからだ。

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※明らかに支那は自覚しているから尚更ムキになって否定する。

しかし、支那は判決を無視する構えを崩していない。連中自身が自分達の行っている事の本質を理解はしているのだろう。だからこそ屁理屈捏ねて裁判を拒否し、判決も受け入れない、とおう姿勢を打ち出しているのであろう。文字通りの「無理が通れば道理が引っ込む」の実践だが、判決が仮に1ミクロンでも支那に譲歩するのであるならば7月12日は「国際法の命日」になるだろう。国際法を無視して自分達の主張をゴリ押しして既成事実化する事を容認してしまえば「法が法でなくなる」事は言うまでもない。支那は「60ヶ国以上が自分達を支持してくれている」と強弁しているが、実際に公式に支那の立場を支持したのは以下の国々に過ぎない。
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※いずれの国も南シナ海に深く関係しない国である。

そうなれば他の国も同様の行為に出かねない。そうなってしまえば国連海洋法条約の枠組みは崩壊してしまうだろう。支那はやりたい放題で訴訟は逆効果、なんて事になったらそれこそ目も当てられない。

それ故支那の主張する所謂「九段線」が認められないであろう事は容易に推察できる。だからこそ、こう言う異常な発言が出てくるのだろう。
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http://www.sankei.com/world/news/160707/wor1607070044-n1.html

胡錦濤前政権下で外交トップを務めた戴秉国が米ワシントンでの講演

「なにも重大なことではない。ただの紙くずだ」

「いかなる国家も中国に対し、裁定に従うよう強制してはならない」

「とりわけ(仲裁裁に提訴した)フィリピンが挑発的な行動を取れば、中国は決して座視しない」

「たとえ10の空母戦闘群すべてを南シナ海に派遣しても、中国人を脅かすことはできない」

等と妄言を吐いたのに続いて外務次官の劉振民が7日までに支那共産党政治理論誌「求是」への寄稿文で、国際海洋法裁判所柳井俊二所長(当時)が任命した仲裁人(判事に相当)に、支那に反対する立場を取りそうな人が含まれているとして

「客観的でなく、公正ではない」

「日本とは東シナ海で領土主権争いがあり、日本は南シナ海問題に介入しようとしてきた」

「フィリピンが日本人である柳井氏の所長在任中を狙って申し立てを行った」

…等と意味不明の独自の見解をひけらかしていたそうなのだ。…正気の沙汰ではない。
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※自国に有利な状況でないと裁判自体認めない、なんて只の傲慢でしかない。

そもそもそういう主張がしたいのであれば蚊帳の外からではなく、堂々と法廷で言うべきではないのか?最初から裁判から逃げていたクセに自分達の主張以外の意見の出せない所で壮大な妄言を吐く。愚劣、醜悪、卑怯を絵に描いた様な所業だが、それで恥ずかしくないのだろうか?それもこれも支那共産党の異常な体制、思想の賜物である。何処の誰とは言わないが、こんなのを評価する異常な組織が日本にも存在する。共産党に投票する、と言う愚行は「日本をこう言う異常な国家にする事に手を貸すに等しい」と認識するべきである。
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※何処とは言わないが支那共産党を評価する狂った政党も日本に存在する。

こう言う異常な発言が出るからには支那の「次の一手は12日に出る判決が支那の主張を認めなかった場合、その責任を全て日本に擦り付けよう、と言う魂胆なのであろう。そういうゲスな事をやりかねないからこそ「支那支那たる由縁」がそこに存在する訳なのだが…いずれにしても政府としてそういうこじつけにもキチンと反論出来る体勢は整えておくべきであろう。「日本は南シナ海問題には関係がない」とか言った政治家が居たが、仮にこっちがそう望んでいても勝手に支那の方から巻き込んでくれるシナリオも有り得るのである。国際法に基づく判決を「紙くず」呼ばわりする支那がどうして日本の憲法9条を尊重すると言い切れるのか?支那の様に平和を乱す輩にとっては憲法9条もまた「紙くず」以上にはなるまい。だからこそ目前の参議院選挙では憲法改正を可能にする状況を作り出す事に意味があるのである。
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共産党?名乗るなら「悪党」で十分だ。