新・韓流被害者ビジネス「強制徴用労働者像」
…韓国発の新たな歴史捏造ビジネス、と言えるだろう。
韓国・仁川の65の市民社会団体からなる「強制徴用労働者像建設推進委員会」が1日、発足記者会見を開き、
「今年8月、冨平公園にある出鱈目慰安婦像(韓国名：平和の少女像)の近くに2～3人の労働者を表現した群像を設置する」
…等と捏造歴史に基づく新手の無意味な醜悪なオブジェを作る事を表明した。更に
「韓国の歴史の本にもきちんと記述されていない、780万人に達する強制動員の悲劇的歴史が韓国政府と日本によって歪曲されている」
「誤った歴史を正す活動の一環として、強制徴用労働者像の設置事業を推進していく」
等と抜かしているらしいが、そんなに正しい歴史を後世に伝えたいならばその活動を即座に止めて組織を全て解散させる事がその第一歩であると断言する。
…そもそも言葉の使い方からして根底から間違っている。「徴用」とは戦時中に国家が国民を「強制的に」「兵役以外の業務に就かせる」事を意味し、「徴用」と言う言葉自体に「強制性」が含まれる。従って「強制徴用」と言うのは重複表現であり、それを知ってか知らずかはさておき、使用している時点で「言葉の意味を知らずに使っている」と自白するに等しい愚行である。そもそもこの国に「恥」と言う概念があるのかすら怪しいが、そんな表現を使うこの団体の連中も、またそれをそのまま記事にする中央日報も理解していない様だ。…流石「漢字を棄てた国」なだけの事はある。
…しかも第二次世界大戦当時は現在と「人権」に対する意識も違った。それ故「国家総動員法」の様な法律を作って運用していた事は当時の法体系上何ら問題はない。それでも「国民徴用令」が朝鮮半島に適用されたのは1944年9月からで、翌年3月には下関ー釜山の航路が停止し、それ以上朝鮮半島出身者を日本に移動させる事が出来なかった、と言うのが歴史的事実である。
また、この連中は記事が誤訳でなければ
「強制動員されたのは780万人」
と主張している。数字の根拠からして意味不明だが、それが大東亜戦争中に徴用された人数だとすれば、1945年の朝鮮半島の人口は2512万人だそうだから、当時の人口の約3割もの朝鮮人が徴用された事になる。荒唐無稽にも程がある。勿論本人の意思など問答無用のお構い無しなのだから、当然彼等を連行したり、管理する日本の官憲が存在していなくてはならない。780万人の朝鮮人を連行し、強制的に労働させるのに必要な日本の官憲の人数はどれほどだったと言うのか？同数かそれ以下、と言う事はないだろう。韓国の嘘出鱈目捏造歪曲満載の映画でさえ、少女一人を強制連行して慰安婦にするのに複数の日本兵が居た。単純に朝鮮人一人を連行するのに二人の日本兵が必要だったと仮定しても延べ1500万人以上の日本の官憲がそれにあたった事になる。また、780万人もの人員をどこへどうやって移送したと言うのか？…どう考えてもそれだけの人員や船に余裕があったなら前線に投入するべきだったと思う。
…要するに主張している時点で論理が完全に破綻しているのである。戦時中に朝鮮半島から戦時徴用された朝鮮人の人数は判っている。…その数245人。その時点で在日は61万人だったそうだが、そのほぼ全員が「自由意思」で日本に居た、と言うのが歴史の真実である。これは外務省の調査によるものだが、どうしてもそれ以外の数字を主張したいのであればその根拠と証拠を添えるべきなのは論を待たない。
そんな明らかな嘘出鱈目を誰が本にする、と言うのか？日本はおろか、韓国の歴史の本にもそういう記述がないのは当然であるが、この連中は「自分達の主張が歴史の真実」とでも言いたいのか？だとすればそれこそ「誤った歴史を正す活動の一環として」糾弾しておかなくてはならないだろう。
※韓国側のおかしな主張は早めに証拠つきで否定しておく必要はあるだろう。
日本政府もまさかこういうバカな事を傍観している訳にはいくまい。先手を打って
・徴用政策は当時の法律に則ったものである
・朝鮮半島への徴用令の適用は1944年9月から7ヶ月だけであった
・その人数は調査で245人と判明している
・徴用された人は朝鮮半島出身者だけでなく日本国内出身者も当然いた
・補償問題等の法的問題は日韓請求権協定で「完全かつ最終的に」解決済
と言う「歴史的事実」は証拠つきで明示しておくべきだ。そうでなければ所謂慰安婦問題の二の舞になる。韓国の事だ。どうせまた新手の嘘出鱈目捏造歪曲歴史に基づく「被害者ビジネス」を考え付いて来るに決まっているが、慰安婦での教訓を活かすなら直ぐにでも行動するべきであろう。「先んずれば人を制す」である。
