細野豪志の離党表明、何処まで影響するのか?

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※アンタには荷が重い。

民進党細野豪志が離党を表明した。
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※自分の実力は認識していないのか…?
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細野豪志、と言えばキャスターとの不倫問題で有名だが、「悪夢の民主党政権」で閣僚を務め、「自誓会」なる民進党内の派閥を作った張本人でもある。民進党ではそれなりに影響力もあり、知名度(色んな意味で)高い、と言える議員だが、ここへ来て、一体どういうつもりなのだろうか?

細野豪志共産党との連携には反対、との事で、同時に憲法改正にも民進党内では前向きな立場である。憲法改正に消極的な蓮舫執行部に反発して4月に代表代行を辞任し、蓮舫に「最低」呼ばわりされる事件があったのは記憶に新しいが、本人にとってはそういう「自身と民進党の距離感」が「一線を越えた」のかも知れないが、反対の立場から見れば

「自身の思い通りにならないからと言っての『好き勝手な振る舞い』」

としか受け止められず、それ故に発言力も求心力も、そして党内での居場所も失い、

「起こるべくして起きた離党劇」

でしかないのかも知れない。
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※効果はせいぜいこの程度か。

民進党には各々の理由で

「不満を持っている」

議員はそれなりに居る模様で、細野豪志の離党表明が

「他議員の離党表明の引き金」

になっても

細野豪志に同調して」

離党する動きにはなっていない模様だ。

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※人望も失っていたのか…
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※何を考えているのやら?

それでも細野豪志

政権交代可能な二大政党の一翼」

になりうる政党を目指す、と言いつつ早速

小池百合子との連携」

を模索しているらしい。良し悪しは別にして小池百合子の「都民ファースト」には確かに勢いはあるが、それと「連携」するのでは

「他人の褌で相撲をとる」

事そのものでしかない。自力でどうにかする気はないのか?
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※かけられる言葉はこの程度か。

産経新聞によると細野豪志が離党の覚悟を打ち明けた県議にも冷ややか、とも受け取れる対応をされた模様で、組織もない「一人離党」で何が出来ると言うのか疑問もすぐに湧く。地元でも冷ややかに見られているのでは「二大政党の一翼」どころか「地元の支持基盤」すら失って次の総選挙で敢えなく落選、なんて事態だって有り得る。何せ民進党内からも

「物事を簡単に投げ出す無責任な人間についていくやつはいない」

と、見られている程なのだから。

…とは言え、細野豪志の行動を「身勝手」と批判する資格など民進党にはない。細野豪志民進党でした事と、その民進党が国会で政府与党にした事の本質はそう変わらない。自分達がされても「自省」出来ないのでは世話ないが、民進党とは「そういう政党」である。勝手に揉めて分裂すれば良いだけだが、
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※事態の核心は突いている。

と、言う事だけは変わりない。

残念ながら細野豪志の離党劇は、政局に大きな影響を与える事にはならなさそうだ。だがそれも全て本人の今までの積み重ねの結果であろう。そうやって最後は自身に「その業」は跳ね返って来るものなのだ。こういうのを「因果応報」と言う。
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民進党ではそうだろう。