獣医学部新設を追及してもブーメラン


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柳瀬元首相秘書官の参考人質疑でも

「疑惑は深まった」

と言う声が大半だが、それは国賊野党の思い通りの回答になっていない場合の「枕詞」に等しく、

「回答が真実なのか否か?」

はさして問題になっていない。そうやって印象操作をするのが常套手段と化しているが、事の本質を見失い、「倒閣」にばかり目を向けているとこの様な事を見落とす事になる。
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加計学園獣医学部新設問題を時系列にするとこの様になる。

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京都産業大がー」と言う国賊野党共の主張だが、京都産業大が概要を示したのは問題になっている柳瀬元首相秘書官の面会の約1年後の2016年3月である。京都産業大は「準備不足」を理由に撤退したが、加計学園獣医学部は2009年の構造改革特区での「検討」を受けて実現に向けた準備を始めていた。その時点でどっちが計画に具体性があったのかは論ずるまでもない。

また、国家戦略特区では最初の一つをどうするのかを決めるのであって、一度特区で岩盤規制を崩せば他地区での「同様の申請は認められる」のが原則だと言う。つまり本来であれば加計学園でも京都産業大でも、また新潟市でも国家戦略特区による獣医学部新設の提案はされていたが、それらのどこに「最初の一つ」を決めようがキチンと提案さえすれば最終的には認められる事になる。それを

「1つに限る」

とさせたのは獣医師連盟だ。要するに連中が妙な横槍を入れなければ「加計学園獣医学部新設」は問題にもならなかったのである。獣医学部の新設申請自体を認めなかった文科省と同様、「何故そうなのか?」を追及すべきなのはこちらの方である。

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獣医師連盟はメールマガジンで「一校限定」にした事を

「自分達の反対運動の成果」

と公言していたが、その為に様々な政治家に献金したり働きかけを行っていた。一方で加計学園獣医学部新設の為に安倍首相に献金した事実はない。「献金=自分達の要望実現に動いた政治家への報酬」ではないが、結果的にはそう言われても仕方のない形に落ち着いてしまっている。「真相究明」と言いながら国賊野党共はここにはメスを入れないのは何故だろうか?

それを行わないから追及する論理が破綻するのだが、連中はそれを理解していない。だから1年以上国会で取り上げ続けても何一つ国賊野党の思い通りにならない。それでも理解しない愚鈍な脳味噌の持ち主共が安倍首相以上だとでも言うのだろうか?本気でそう思っているのであればその時点で「御臨終レベル」の重症なので
政治に関わるべきではない。

結局どういう切り口で攻め込んでも産経の記事が指摘する様に「ブーメラン」にしかならないのだ。そんな体たらくで追及しても意味を為さない。もういい加減それを覚ってはどうか?国賊野党の存在自体が「無駄」だが、連中が存在する事によって「更なる無駄」が生じる。つまり国賊野党は

「無限の無駄の悪循環」

の根元なのである。その存在をなくす事が「無駄の根絶」になる事は言うまでもない。国賊野党とは「そういう連中」でしかない。