リップサービスにケチを付ける枝野幸男


※やはり器が小さい

安倍首相が26日に自民党総裁選出馬を表明したが、その前に出席した森山国対委員長の後援会合で


と、発言したのだが、コレに枝野幸男が噛み付いている。


枝野幸男は安倍首相の発言を

「わが国を分断するような、国全体のリーダーとしては間違った言い方だ」

と、批判したが、そもそも発言は自民党議員の後援会合での事だ。従って総理大臣として、と言うより自民党総裁として、の立場での発言だと考えるのが妥当であろう。また幕末における薩長同盟は倒幕に大きな影響を与えたのは疑いの余地はないだろうが、自民党は既に政権与党である。「薩長同盟」と言っても今と幕末のそれは意味が違うのだ。それらの要素を弁えず、「薩長同盟」と言う「言葉」だけに反応して枝野幸男が批判した、と言うなら考えが浅い、と言うかちょっと足りないと言える。

それこそが枝野幸男が「総理大臣の器でない」証左であると言えるが、批判して得意満面でそれを理解していないのであろう。その程度の器量で5年以上も首相の座にある安倍首相に勝とうなど、「燈籠の斧」どころの騒ぎではない。三輪車でF1で優勝しよう、と言うより無謀な事だが、批判するだけなら枝野幸男でなくても、立憲民主党代表でなくても誰でも出来る。安倍首相の政策以上の対案を出せているのか?それをやってから口を開くべきなのは言うまでもない。

薩長同盟明治維新の原動力となり、また日本の近代化に大きく貢献した事は事実だ。その大きな要因に

「支配階級の既得権益の打破」

と言う要素があった事は忘れてはならない。安倍政権が継続し、そういう政策を進めていけるのであればその政権基盤が薩長同盟でも結構な話ではないか。既得権益固執し、世界情勢の変化を認識せず、自身の変化を拒む事こそ「賊」であり「日本の敵」である。立憲民主党など先の国会での対応を見れば判る様に「賊そのもの」でしかない。話にもならないレベルの分際で大きな口を叩くものではない。


産経、FNNの調査では自民党支持層では安倍首相の支持は石破茂の3倍にも達する。自民党総裁選なのだから一般の世論調査に意味はない。それだけの支持があるなら「薩長同盟」と言う言葉やその実行で反対勢力を押さえ込むまでもない。場所とタイミングが偶然合った、と言うだけでの


程度の意味しか持たないのである。問題視する話ではない。