新春立憲民主党炎上劇場

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※私人としての参拝は自由だが…

立憲民主党が新年早々笑わせてくれた。4日に立憲民主党御一行が伊勢神宮を参拝し、その様子をTwitterにアップしたのだが、大炎上し、左右双方から叩かれる異様な事態になっている。
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同行した蓮舫福山哲郎と言った幹部連中も個人のTwitterで参拝した事に言及している。

奇しくも同日、安倍首相も伊勢神宮を参拝していた。

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※参拝客とハイタッチする安倍首相。人気の程が窺える。
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※参拝客と握手する枝野幸男

安倍首相だって伊勢神宮を参拝しているのだから立憲民主党御一行が参拝した事自体を非難するのは筋が通らない、とも言えるが、この連中の場合、「今まで自分達がしてきた事」との整合性がないのでこの様な事になるのである。

新年早々Twitterが炎上した政治家に共産党小池晃がいる。
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2日に近所の神社に初詣に行った、とツイートしただけで炎上した。写真の通り明らかな私服でどう見ても「プライベート」の範疇だが、小池晃が批判されたのは

政教分離の観点」

からではなく、

「皇室に否定的でありながら神社に出向いている事」
「宗教を否定している筈の共産主義者が『神に祈っている』矛盾」
「『神様の通り道』である鳥居の中央に陣取って写真を撮っている事」

で保守層から叩かれている。だから共産党支持者で小池晃のこのツイートを批判する者は先ず居ない。

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※ポーズを決めている場合じゃないぞ。

だが、立憲民主党の場合、批判的な保守層だけでなく、支持者からも反発の声が上がり、「支持をやめます」と明言する者が多数出ている。この点で「特異な現象」とも言える。

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※こんな質問趣意書を出しておいて自分達はそれを平然と行う訳だ。

右派がこの件で立憲民主党を批判するのは「政教分離」の観点からではない。所属議員が上記の様な質問趣意書を出しておきながら自分達もそれを行う。そんなダブルスタンダードが責められる理由になっている。

一方左派は「政教分離に反する」「安倍首相と変わらない」「これでは支持できない」等と感情的な反応が目立つ。支持する人間のレベルの差が窺えるが、統一地方選参議院選挙を控えて年の始めにいきなり躓いた事に変わりはない。通常国会で「汚名返上」しない限り今年は前途多難なのは明らかだが、立憲民主党にそんな変化は期待出来ない。情けない話である。