日韓関係「選択の時」


※論理迷走の行き着く先は「安倍が悪い」だった。

自称戦時徴用工を巡る韓国大法院の国際法無視の出鱈目判決に始まり、慰安婦財団解散、そして火器管制レーダー照射事件と悪化の一方を辿る日韓関係。安倍首相は韓国に「変な妥協」をするつもりはない模様だ。それに韓国側は苛立っているのか、迷走を続けた挙げ句辿り着いた論理は

「安倍が悪い」

だった。
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190106-00080027-chosun-kr

自称戦時徴用工関連に関連して安倍首相は6日のNHK日曜討論」で

国際法に基づき、毅然とした対応を取るための具体的な措置の検討を関係省庁に指示した」

と、発言、それを韓国側は

「安倍首相が戦線拡大」

と、受け止めている模様だ。それで上記記事の様に韓国野党の報道官は

「過去を否定する認識が哀れで見るに忍びない」

「手のひらで天を隠す(以掌蔽天)ようなことはするな」

「安倍首相は国際法に基づき毅然とした対応を取るために、具体的な措置に関する検討を指示した。だからといって恥ずかしい過去が消えるだろうか。いつまで恥ずかしい歴史に対する健忘症、国際法への執着症を続けるのか」

等と意味不明の批判をしたのだろう。

※韓国側の主張など聞く価値もない。

言うまでもない事だが、韓国の

「過去に執着する認識が哀れで見るに忍びない」

のであって、

「我田引水、唯我独尊な言動」

を慎むべきなのは韓国側である。また、国と国との関係を律するのは国際法だ。自国でしか通用しない国内法をぶつけ合って問題が解決出来る筈もない。だから安倍首相が日韓関係に限らず他国との問題を

国際法に基づいて解決」

と主張するのは当然の事だ。それを

国際法への執着症」

と言うのは「自分達は国際法に従わない」と宣言しているに等しい。ここで読者様諸兄に考えて頂きたいのは

「決められたルールを守らない、と宣言する様な奴と良好な人間関係を築けるのか?」

と言う点だ。「出来る」と言うのであればその方法を首相官邸にメールでもして教えてあげれば良い。その意見が採用され、実行された結果、日韓関係が修復されるなら提案した人間は英雄になれる。腕に自信のある方は是非とも官邸に意見具申して頂きたいものだ。

通常の人間関係であれば

「終わった事に何時までも恨み言を呟き続け、決められたルールを守らない」

様な奴からは次第に人は離れていく。同様に日韓関係もそうであるべきだとも言えるだろう。

この報道官は自称戦時徴用工関連の件について

「韓国大法院の判決は正当であり、(日本企業の資産に対する)差し押さえ申請は正当な手続き」

と、言っている。だが、大法院の判決は

※根底から国際法に対する見識が欠如している。

「日本の朝鮮半島統治が『不法』」

と言う前提だが、日韓併合条約の締結は当時の国際法上「有効」である。また、「戦時徴用」それ自体も当時の法体系では「合法的な行為」だったのだから、判決が前提からして間違っている。この様に「過去に執着し」、そんな事も判らない程度なのに、「正しい未来党」だなんてネーミング詐欺にも等しい。

そしてそうである以上、日韓関係に未来など「ない」と言える。韓国の存在そのものが「負の遺産」に等しい。「損切り」するか「自分達が如何に愚劣な事をしているか」体で思い知らせるべく「制裁を加える」か、日本も選択の時を迎えている。「事なかれ」は最早過去のものでしかない。韓国も「非を認めて反日を止めるか」「突っ張って全てを失うか」選択の時を迎えている。今年の日韓関係は重要な局面を迎えている。